2011年春の九州新幹線全線開業時から九州・山陽区間を直通運転する新型列車の愛称が「さくら」に決定。応募総数16万8951通の中から「さくら」の応募は7927通と最多で、ほかには「はやぶさ」「はやと」「さつま」など。さくらは05年3月まで長崎―東京間の寝台特急の愛称だった。新幹線に植物の名前が採用されるのは初めて。九州区間ではさくらとつばめの2種、山陽区間ではさくらとのぞみ、ひかり、こだまの4種の新幹線が走ることになる。
さくらは1編成8両で、鹿児島中央―新大阪間約900キロを約4時間で結ぶ。1時間に1本の予定、JR九州が10編成、JR西日本が19編成。山あいの急な坂が多い九州区間を走るために全車両モーター、営業速度は最高時速300キロ。現在、博多―新山口間で試験走行中。
さくらの車体はJR西日本のN700系をベースに、JR九州の「つばめ」の内装デザインを採用。「和のもてなし」をコンセプトに、テーブルや手すりに古代桜や朱桜調の木材、外装は陶磁器を思わせる「白藍(しらあい)色」で薄い青みがかかり、金色のライン。運転席と連結部の近くに「KYUSHU」「WEST JAPAN」のロゴマーク。
石原社長は「日本の伝統文化が色濃く残る九州圏と関西圏を結ぶ新幹線にふさわしい愛称に決められた。九州でも愛着のある名前でうれしい。南から咲いていく桜前線のように、九州から関西へ走っていきます」と。2011年春としていた全線開業時期を「3月」と明言。
列車愛称の「さくら」 東京―下関間の特急に1929年、日本で初めての列車愛称が公募され、「櫻(さくら)」が「富士」とともに採用。51年4月には東京―大阪間の特急「つばめ」の臨時列車として「さくら」が運転。59年7月には東京―長崎間の寝台特急の愛称となり、05年3月に廃止されるまで九州と本州を結んでいた。
さくらは1編成8両で、鹿児島中央―新大阪間約900キロを約4時間で結ぶ。1時間に1本の予定、JR九州が10編成、JR西日本が19編成。山あいの急な坂が多い九州区間を走るために全車両モーター、営業速度は最高時速300キロ。現在、博多―新山口間で試験走行中。
さくらの車体はJR西日本のN700系をベースに、JR九州の「つばめ」の内装デザインを採用。「和のもてなし」をコンセプトに、テーブルや手すりに古代桜や朱桜調の木材、外装は陶磁器を思わせる「白藍(しらあい)色」で薄い青みがかかり、金色のライン。運転席と連結部の近くに「KYUSHU」「WEST JAPAN」のロゴマーク。
石原社長は「日本の伝統文化が色濃く残る九州圏と関西圏を結ぶ新幹線にふさわしい愛称に決められた。九州でも愛着のある名前でうれしい。南から咲いていく桜前線のように、九州から関西へ走っていきます」と。2011年春としていた全線開業時期を「3月」と明言。
列車愛称の「さくら」 東京―下関間の特急に1929年、日本で初めての列車愛称が公募され、「櫻(さくら)」が「富士」とともに採用。51年4月には東京―大阪間の特急「つばめ」の臨時列車として「さくら」が運転。59年7月には東京―長崎間の寝台特急の愛称となり、05年3月に廃止されるまで九州と本州を結んでいた。