太陽光発電システムにかかる申請費用(電力会社・補助金)・運搬費・諸経費(交通費など)・販売会社の利益などについて書かせていただきます。
1.申請費用とはなにか、ぶっちゃけて人件費です。
世の中には色々な申請業務がありますよね。例えば建物の登記など行政書士の方が代行して料金をお支払いするのと同じです。
申請費用は次の3つになります。
①電力会社への申請
②国の補助金申請
③地方自治体の補助金申請(補助金制度のある自治体での設置に限りますが)
2.電力会社への申請とは、これは一般の方ではできません。
電気工事の登録をしている会社の名前で申請します。太陽光発電システムを設置すると言う事は、発電施設を持つ事になります。設置した方は発電所の所長さんです。電力会社と系統連係するためには、電力会社と協議して電力会社の規定に合わせた発電所と認めてもらう事になります。これは、ご自宅の施設はもちろん電力会社さんの施設の保護並びに電力会社の社員の方が電気工事をするときの安全を確保するためにも必要なことです。
具体的業務としては、現地を調査して太陽光発電を設置した場合の全体の電気図面を作成・電力契約の変更等の申請書の記入・太陽光発電協議依頼書及び添付書類(発電設備の技術資料)これだけを一式の書類として用意します。現地調査は別として、慣れた人であれば小一時間もあれば作成できます。
これを設置場所の管轄営業所へ持ち込み電力契約変更と設置前の協議を行ないます。これは、電力会社によっても営業所によっても色々で困るのですが、必ず管轄営業所へ行かなければいけない場合や郵送で受け付けてくれる場合・技術協議もその場で行なう場合やとりあえず受け付けてくれて後で電力会社から問合せや指摘がある場合などがあります。なんで同じ電力会社内で対応が違うのか?と不思議に思いますが・・・・困ったものです。しかし、以前よりは対応が良くなりましたね。最初に販売を始めた頃の電力会社の対応には切れそうになった事もありましたから(おっと、違う話になってしまいました。これは又別の機会に)
本題に戻りまして、電力会社へ行って申請をするのに近くても半日は時間を取られ、その後の工事の打合せや検査の日程調整などを考えると2~3万円位は欲しいと思われるのではないでしょうか。
次に、国の補助金ですが、最初に補助金の申請書の作成提出・申請が通り工事を行なった時に着工届の作成提出・最後に電力会社の検査が完了後に完了届の作成提出となります。すべてにお客様のが印鑑等が必要となります。一番面倒なのが完了届です。書類の枚数も多く設置写真も含めて添付資料が多いです。お客様と郵送でやり取りをすればよいのですが、毎回印鑑を頂きに伺えばかなりの時間を費やします。また、書類の訂正などちょっとしたミスでも訂正など多く面倒なんですよね。(税金から補助金が出ているので厳しいのは仕方ないとは思いますが)これにも色々な裏話があるのですが、また次回に・・・・終わらなくなりますので!
段取り次第でしょうがやはりこちらも2~3万円位はいただきたいのではないでしょうか。
3.自治体の補助金です。
自治体により書類が違いますが、わりと国の補助金申請とダブルところが多いのでほとんどはサービス的にされる会社さんが多いと思いますが、多少は費用をいただきたいと思います。
先着順の自治体の場合など、申請開始日の朝早く役所が空く前から並ぶケースもあるのでつらいですよ。
上記での申請代行で6万円くらいでしょうか。補助金の申請はご自分でもやろうと思えば可能ですが、結構大変です。ご自分でされるのであれば少しは安くなると思いますが、お任せした方が良いと思います。ご自分でされるときも必ず販売会社さんの協力が必要になると思います。(添付資料等)
4.運搬費
項目として入れる会社や入れない会社さんなど色々ですが、商品の積み下ろしや運搬用のトラックなどの費用などですが、車の入れない場所などの場合は多少は頂きたいと考えられるでしょうね。工事費や諸経費にカウントされている事が多いのではないでしょうか。
5.諸経費
電力会社の検査立会い費や営業の方や工事の方の交通費とお考えいただければ良いのではないでしょうか。契約前の交通費などは利益の中で消化するでしょうが、契約後の打合せや電力会社の検査の立会いなど結構交通費はかかります。1日で工事が完了すればよいのですが、雨や非常に手間のかかる工事の場合増えていきますよね。ケースバイケースなのですがせいぜい10万円くらいをみておいて、最終的には利益を考えて値引などで調整する感じのところが多いと思われます。
6.肝心の利益設定
いくらくらいが妥当と思われますか?会社によって色々ですが、総額の%で設定されている会社さんや定額で考えてらっしゃる会社さんのどちらかですね。ある程度定額又は総額に合わせて金額が大きくなれば利益率を低く設定されるなどの会社さんがほとんどだと思います。
容量が大きくなれば割安に小さければ割高になる理由の一つでもあります。
これで、機器以外の部分についてご理解いただけたかと思いますが、残りの機器の金額についてご説明すれば見積書をみて妥当かのある程度の目安になるかと思われます。
次回で機器とまとめをいたします。
1.申請費用とはなにか、ぶっちゃけて人件費です。
世の中には色々な申請業務がありますよね。例えば建物の登記など行政書士の方が代行して料金をお支払いするのと同じです。
申請費用は次の3つになります。
①電力会社への申請
②国の補助金申請
③地方自治体の補助金申請(補助金制度のある自治体での設置に限りますが)
2.電力会社への申請とは、これは一般の方ではできません。
電気工事の登録をしている会社の名前で申請します。太陽光発電システムを設置すると言う事は、発電施設を持つ事になります。設置した方は発電所の所長さんです。電力会社と系統連係するためには、電力会社と協議して電力会社の規定に合わせた発電所と認めてもらう事になります。これは、ご自宅の施設はもちろん電力会社さんの施設の保護並びに電力会社の社員の方が電気工事をするときの安全を確保するためにも必要なことです。
具体的業務としては、現地を調査して太陽光発電を設置した場合の全体の電気図面を作成・電力契約の変更等の申請書の記入・太陽光発電協議依頼書及び添付書類(発電設備の技術資料)これだけを一式の書類として用意します。現地調査は別として、慣れた人であれば小一時間もあれば作成できます。
これを設置場所の管轄営業所へ持ち込み電力契約変更と設置前の協議を行ないます。これは、電力会社によっても営業所によっても色々で困るのですが、必ず管轄営業所へ行かなければいけない場合や郵送で受け付けてくれる場合・技術協議もその場で行なう場合やとりあえず受け付けてくれて後で電力会社から問合せや指摘がある場合などがあります。なんで同じ電力会社内で対応が違うのか?と不思議に思いますが・・・・困ったものです。しかし、以前よりは対応が良くなりましたね。最初に販売を始めた頃の電力会社の対応には切れそうになった事もありましたから(おっと、違う話になってしまいました。これは又別の機会に)
本題に戻りまして、電力会社へ行って申請をするのに近くても半日は時間を取られ、その後の工事の打合せや検査の日程調整などを考えると2~3万円位は欲しいと思われるのではないでしょうか。
次に、国の補助金ですが、最初に補助金の申請書の作成提出・申請が通り工事を行なった時に着工届の作成提出・最後に電力会社の検査が完了後に完了届の作成提出となります。すべてにお客様のが印鑑等が必要となります。一番面倒なのが完了届です。書類の枚数も多く設置写真も含めて添付資料が多いです。お客様と郵送でやり取りをすればよいのですが、毎回印鑑を頂きに伺えばかなりの時間を費やします。また、書類の訂正などちょっとしたミスでも訂正など多く面倒なんですよね。(税金から補助金が出ているので厳しいのは仕方ないとは思いますが)これにも色々な裏話があるのですが、また次回に・・・・終わらなくなりますので!
段取り次第でしょうがやはりこちらも2~3万円位はいただきたいのではないでしょうか。
3.自治体の補助金です。
自治体により書類が違いますが、わりと国の補助金申請とダブルところが多いのでほとんどはサービス的にされる会社さんが多いと思いますが、多少は費用をいただきたいと思います。
先着順の自治体の場合など、申請開始日の朝早く役所が空く前から並ぶケースもあるのでつらいですよ。
上記での申請代行で6万円くらいでしょうか。補助金の申請はご自分でもやろうと思えば可能ですが、結構大変です。ご自分でされるのであれば少しは安くなると思いますが、お任せした方が良いと思います。ご自分でされるときも必ず販売会社さんの協力が必要になると思います。(添付資料等)
4.運搬費
項目として入れる会社や入れない会社さんなど色々ですが、商品の積み下ろしや運搬用のトラックなどの費用などですが、車の入れない場所などの場合は多少は頂きたいと考えられるでしょうね。工事費や諸経費にカウントされている事が多いのではないでしょうか。
5.諸経費
電力会社の検査立会い費や営業の方や工事の方の交通費とお考えいただければ良いのではないでしょうか。契約前の交通費などは利益の中で消化するでしょうが、契約後の打合せや電力会社の検査の立会いなど結構交通費はかかります。1日で工事が完了すればよいのですが、雨や非常に手間のかかる工事の場合増えていきますよね。ケースバイケースなのですがせいぜい10万円くらいをみておいて、最終的には利益を考えて値引などで調整する感じのところが多いと思われます。
6.肝心の利益設定
いくらくらいが妥当と思われますか?会社によって色々ですが、総額の%で設定されている会社さんや定額で考えてらっしゃる会社さんのどちらかですね。ある程度定額又は総額に合わせて金額が大きくなれば利益率を低く設定されるなどの会社さんがほとんどだと思います。
容量が大きくなれば割安に小さければ割高になる理由の一つでもあります。
これで、機器以外の部分についてご理解いただけたかと思いますが、残りの機器の金額についてご説明すれば見積書をみて妥当かのある程度の目安になるかと思われます。
次回で機器とまとめをいたします。