第九十湯 清の湯

今年の最後を飾る銭湯は、地元の清の湯とした。

そしてそれは正解だったと思う。
昨日の旭湯は熱い湯だったが、記憶通り清の湯も熱かった。
何しろ、洗髪用のシャワーから出るお湯がめちゃくちゃ熱い。
薄くなった頭頂部にもろにかけてしまって飛び上がった。

お湯に浸かって今年一年を振り返ってみようと考えたが、とてもじゃないが考えられん。
熱い湯でチリチリしながらというのは、やっぱり無理だった。

第八十九湯 美好湯

脱衣所に入ったらいきなり、柄モノが目に入って来た。
しかもなかなかの柄だ。
壁のペンキ絵は場所がらか、お馬さんが描かれていた。
あれはロッキー山脈か？

天井がアルミかなんかで出来てるらしく、湯気は壁を伝わっている。
個人的には高い天井で白い壁に水色の磔が美しいと思う。

第八十八湯 旭湯

旭湯は熱い銭湯だった。
何しろお湯は激熱だ。久しぶりに銭湯らしい銭湯だった。

それにしても熱い。

第八十七湯 桜湯

府中駅前の雑踏に桜湯はあった。
あったなどと書いたが最初は全く見つけられ無かった。
どうも車で銭湯を探すのは難しい。

桜湯はマンションの一階にありこじんまりとした銭湯だった。

駅前一等地での銭湯の在り方かと思う。

第八十六湯 岩の湯

練馬方面でも電車で行きにくい方面へ車で出撃した。

岩の湯と言う銭湯で今までノーマークだったところだ。

昔、多摩の銭湯という本に載ってたが、間違ってひばりヶ丘駅の
近くに書かれていて探しても見つからなくて苦労した覚えがある。
そんな銭湯だ。

第八十五湯 ロクの湯

カワロクに今年も何度も泊まったなぁと思いつつ風呂に入った。

ちょっとヌルイ湯が酔っ払いには気持ち良い。

第八十四湯 庚申湯

クリスマスイブのラジオを聞きながら、田無の庚申湯に向かった。
ラジオから流れてくるイブの過ごし方は色々有るようだが、
イブに銭湯いいじゃないか。
ははは。

庚申湯は好きな銭湯の一つだ。
露天風呂があり浴室も明るくて気持ち良い。
イブを飾るにはぴったりだと改めて思った。

第八十三湯 紅梅湯

仕方が無いので東長崎駅の反対側に回って紅梅湯に入った。
ここも過去に来た事があり、ガリウム石があった事を覚えていた。なんだガリウム石って？

お湯が流れ出てくる所に石があったのでアレがガリウム石なんだろう。
だとしたらあの形態でお湯が出てくる銭湯は幾つかあったがみなガリウム石なんだろうか？

なんと！

今回の椎名町→東長崎ツアーの最後をかざる筈の稲荷湯が廃業していた。しかも１ヶ月前にだ。

残念、無念！

しかし無念と言えば稲荷湯を続けてきた湯主だろう。

寂しい事だがいろんな事情があるだろう。
自分に出来る事は地道に巡礼するだけである。
益々頑張ろうと思う。

第八十一湯 ときわ湯

ときわ湯も広野湯と同じ通りからちょっと入った所にあった。
本当に同じ位置関係だ。

ここは天井に円筒状の明かり取りの窓があって昼間の明るい時間に入るとなかなかの雰囲気である。

前にそんな時間に入った事があるのだ。