8月に入ってから、なんだかカラッとした夏空が少ない気がしています・・・
夕立ちや雷の心配で思いっきり洗濯物が干せずすっきりしません
さて、またまた前回から間があいてしまいましたが、やっと紫外線や日焼け止めについてアップしたいと思います
太陽光線の内、約50%はまぶしく感じる可視光線で、5%が紫外線、その残りが暑いと感じる赤外線です
紫外線は5%で少なく感じますが、浴びている実感がなく、雲やガラスを通過するので‘うっかり’日焼けをしやすいのです
また、生まれてからずっと浴びてきた紫外線も蓄積されるので、日々の紫外線対策が重要となります
紫外線はA波B波C波に分かれています
(C波はオゾン層に吸収されるので、ほとんど地表には届きませんので割愛しますね)
A波(UVA)
エネルギーは弱いがジワジワと浸透してサンタン(黒くすること)を起こします。
またA波は皮膚の真皮にまで到達するので、肌の深部で老化を進めるのでシミやシワの原因になります。
コラーゲンの老化や発がんなども引き起こします。
A波をカットする力を示すのは「PA」で日本独自の表示です。
+はやや効果がある、++は効果がある、+++は非常に効果がある、という意味になります。
B波(UVB)
エネルギーが強く、サンバーン(赤くなってヒリヒリすること)を起こします。
B波は皮膚の表皮までしか到達しませんが、A波同様コラーゲンの老化や発がんなども引き起こします。
B波をカットする力を示すのは「SPF」です。
この数値は、なにも塗らない状態と比べてサンバーンが始まるまでの時間を何倍に延ばすことができるか、の目安です。
皮膚科学会では「日常使いであればSPF20程度」を推奨しています。
海や登山などの紫外線量の多い場所ではSPF50程度が安心でしょう。
しかしここで注意しなければならないのは、
SPF値が示すのはシミが出来るまでの時間を延ばすものではないのです
あくまでも、サンバーンに対する表示です
ですが、シミやシワなどの光老化の原因となる紫外線をブロックすることがまず第一です
そのため、日常生活ではSPF20~30でPA++程度の日焼け止めを使用することをおススメします
少し長くなってしまったので、効果的な塗り方については次回にしますね