札幌市南区澄川の『大学受験予備校EAST』/『学習塾イースト』

難関大学、有名大学合格が目標!
「高卒生、高校生、中学生」対象の大学受験予備校/学習塾

11月28日 限界が見えてからが勝負

2009-11-28 22:07:00 | Weblog
どうもこんにちは、石山先生のそっくりさんと噂されている金子と申します。

受験生の皆さん、ついにセンター試験も50日を切り、受験勉強も佳境を迎えて来ている頃かと思います。しかし、思ったように成績が伸びず、内心モチベーションが上がらない方も中にはいるかもしれません。

そこで今回はある人物の名言を紹介したいと思います。





『限界が見えてからが勝負だ』





誰の言葉かご存じですか?



これは今年度まで東北楽天ゴールデンイーグルスを率い、球団初のAクラス入りに導いた野村克也監督の言葉です。


楽天のとあるピッチャーが納得いくような成績を残せずやる気を失ってしまっていた時期がありました。その時野村監督はこの言葉をかけ、その後奮起したピッチャーは成績を残すことができました。


今困難な壁にぶつかっている方、その気持ち僕もわかります。実は僕はセンター前最後の模試で大失敗をしてしまいました。それまではある程度順調に得点を伸ばしていたのですが、最後の最後に自己最低の点数をとってしまったのです。
正直相当落ち込みました。高校生活最大の挫折といっても過言ではありません。このままでは絶対に志望校に受からない、しばらくそのショックから立ち直れない日々が続きました。
その後何とか気持ちを切り替えて必死に勉強し、センターでも実力以上の力を発揮することができましたが、そのまま立ち直れずにあきらめてしまっていたら相当後悔していたでしょう。



要は何が言いたいのかというと、今がどんなにつらくてもそこであきらめたらすべて終わりです。ぎりぎりの状態から踏みとどまって必死に勉強すれば、その努力は報われます。

野村監督によるとそこでその限界状況から脱却できるかどうかが一流と二流の差だということです。まあ、僕が一流なのかと言われたら全然そんなことないんですけどね(笑)



楽天は野村監督という名将の指導力のよって今季大躍進を遂げることができました。
受験生のみんなにも『イースト講師陣』という名将軍がついています。志望校合格という目標に向かって頑張っていきましょう





次回は僕に似ていると言われている石山先生にお願いします









11月20日 後悔先に立たず

2009-11-20 20:30:18 | Weblog
こんにちは(^^)/
主に澄川の方で授業を担当している大谷です
更新を延長しすぎて申し訳ありませんでした…

寒さがますます強くなり、布団から出たくなくなる季節となりました
受験までのこりわずかです

今日はみなさんに受験勉強に関して何かお話ししたいなと思いましたが、
イーストの講師陣からたくさんお話をきいたかと思ったので
今日は私の大学受験についてお話したいなと思います

(ここで興味を無くして見るのをやめないようにお願いします!笑)


まず、いきなりですが…
わたしはセンター試験が終わって
自己採点をしたあとお風呂場で泣きました。

これは誰にも言ったことがありません!
今回は思い切って話しちゃいます

自分が目標にしていた点数に届かず
2次試験で良い点数をとっても合格は厳しいのが
明らかだったことも涙が出た原因であると思いますが
「お母さん、お父さんごめんね」
という申し訳ない気持ちで涙が出てきました。

話が変わりますが、私はいま私立の大学に通っています。
しかし、もともと国立の大学を志望していました。
その目標を叶えるために両親は塾に通わせてくれましたが、
塾に通うということはお金がかかることです。
経済的にもかなり負担になっていたと思います。

応援してくれていたのに結果が出せず
センター試験が終わったあとは
申し訳ない気持ちでいっぱいいっぱいでした。


何が言いたいかというと、
みなさんにはわたしと同じような気持ちは
味わって欲しくないんです

何のために塾に来ていて
誰が自分を支えてくれているのかを
もう一度考えて欲しいと思います

わたしは結局、志望していた大学に通うことが出来ませんでしたが、
受験に「失敗した」とは全く思っていません
むしろいまの大学に進学して良かったとさえ思っています
大学生活毎日忙しいですが、その分充実しています!
同じ目標をもった仲間とともに
互いに協力しあい、支えあい、競い合い
切磋琢磨しながら生きているからです


受験の合否で人生が決るわけではありません。
しかし、目標に近づくためには努力を惜しんではいけません
受験がどのような結果であっても後悔だけはしないように
みなさん、頑張ってください


そしてみなさん、
受験太りはしないよう気をつけて下さい(笑)
わたしは去年の夏から8キロ太りました(・∀・)
受験期の楽しみは食べることだったので…
きっと私と同じような人がいるかと思ったので
今日はオススメのお菓子を紹介して終わろうと思います

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/2e/c4131d4cecfc98d6b8cfac12581bdb59.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/27/4561c14bf8c0c4c77a7a3e98f0299732.jpg

バウムクーヘンの切れ端の寄せ集めなのですが、
量は多く価格もお手ごろでとってもおいしいので
かなりオススメです(^^)/

是非一度食べてみて下さーい



次回は、金子先生にお願いしようと思います
金子先生は石山先生に何となく似ていると思うのは私だけでしょうか?笑



それではみなさん、
風邪には十分に気をつけて下さい
ではでは

11月18日 記憶のヒミツ

2009-11-18 11:42:12 | Weblog
 みなさん、こんにちは。高校部で国語の個別指導を担当しています本池です

 最近、寒さがいっそう強くなりいよいよ冬が来たなという感じがしますね…

 ところで、みなさんは“読書の秋”にどのくらい本を読みましたか?? 1冊も読んでいないという人も多いのではないでしょうか。 僕も中学・高校生のときはほとんどマンガしか読んでいませんでした…
 
 しかし、本には、思わぬ勉強のヒントが隠されていることがたくさんあります ここで、僕が最近読んだ本の中から、みなさんの勉強に役立つことを紹介したいと思います。
 

 突然ですが、みなさんは150キロの球を直接見たことがありますか?? 僕はバッティングセンターで何度か見たことがあるのですが、速すぎてバットに当てることも難しかったです…

 それもそのはずです。 ピッチャーからバッターの距離は18,44メートルですから、ピッチャーが150キロの球を投げてからホームベースに到達するまでの時間は0,45秒を切る計算になります。 一方、バットを振るのにかかる時間は約0,2秒です。 そして、脳が体に命令を下してから実際に体が動くまでの神経反応には0,3秒かかります。 とすれば、脳がボールを見て「打て」と命令し、バットを振り終わるまでには0,5秒以上かかることになるのです

 では、なぜプロ野球選手は150キロの球をホームランにできるのでしょうか??

 その答えは、「記憶」にあります!!


 人間は、物事をありのままに記憶するのではなく、その物事についてのイメージを自分の頭の中でつくりあげ、それを記憶しているのです。
 友達の顔や、昨日の夕ごはんは覚えていても、それらを写真のように細部まで完璧に思い出すことはできませんよね
 
 野球選手は、この「イメージ記憶」を使って、球を打ち返しているのです。
 
 つまり、何回も150キロの球を何回も見たり打ったりすると、球の軌道の記憶は「イメージ記憶」としてたくさん蓄積されていきます。 その過去の「イメージ記憶」を現在の球に当てはめて、今まさに打とうとしている球の軌道を読むのです



 この点は、試験問題も同じです

 例えば、数学の試験で見たことのない問題が出ても、前に解いたことのある似たような問題の解き方を思い出して、それを応用して解きますよね。

 
 つまり、試験問題が解けるかどうかは、前に解いた問題の「イメージ記憶」をどれだけ持っているかということなのです!!

 
 しかし、人間の記憶はすべて、“短期”記憶をつかさどる「海馬回」という部位によって行われます。 つまり、人間の脳はすぐに忘れるようにできているのです…

 
 では、どうすれば記憶を強くすることができるでしょうか??


 その答えは、「心」にあります


 人間が見聞きした情報は、視覚神経や聴覚神経をとおって、記憶をつかさどる「海馬回」に送られます。 そのあと、「前頭連合野」という部位に送られ、ここでその情報を認識します。
 
 ポイントは、「海馬回」(記憶するところ)から「前頭連合野」(認識するところ)に行くまでに、さまざまな部位を通過することにあります。 「扁桃核」(感動するところ)、「視床下部」(意欲を高める)、「側座核」(好きになるところ)、「尾状核」(感情をこめるところ)、「嗅結節」(香りをかぐところ)を通過していきます。 
 

 したがって、人間が物を見たり聞いたりすると、その情報に自然に感情が組み込まれるシステムになっているのです 例えば、ものすごく感動した映画はなかなか忘れませんよね
 
 
 このように、「記憶」と「心」は連動しているので、「心」を高めれば「記憶」は強くなるのです。
 

 具体的には、

   ①人の話はできるだけ興味を持って、感動して聞くようにする
   
   ②覚える内容に興味を持ち、好きになるようにする
   
   ③長時間続けての学習はできるだけ避け、時間を区切って集中して覚える
   
   ④覚える内容を、自分の得意なものと関連付ける
   
   ⑤声に出して覚える
   
   ⑥覚える内容について、自分で独自に考え、勉強する
   
   ⑦覚えたものは、その日のうちに一度、目を閉じて声に出してみる
                         
                         ということが有効です。
 

 そして、もちろん、一番大切なのは「反復」です


 
 以上の内容は、脳神経外科医・教授である林成之先生の『〈勝負脳〉の鍛え方』という本に書かれています。
 受験生は試験まであと少しですが、ラストスパートの効率を上げるためにも、ぜひ以上のポイントを実践してみてください 高校1・2年生は、3年生になる前に読んでおくことをお勧めします




※参照・引用 林成之著『〈勝負脳〉の鍛え方』(講談社現代新書)P28~63

11月11日 英語の学習

2009-11-11 00:29:36 | Weblog
こんにちは、中学部と高校部で英語を担当しています木村素子です 大谷先生に代わって今回ブログを担当することになりました。

最近は大学受験に関係することが続いたので、今回はあえて受験をはずし、英語の学習に関することをお話ししようと思います

みなさんは、英語の勉強をしていて意味のわからない単語が出てきた時、サッと辞書を引いてみますか?
塾の授業中、演習をしている生徒から「先生、この単語どういう意味ですか?」とか、「◯◯の過去形のスペルは?」と質問されることが多々あります。ところが、今日の授業中、中学2年生のM君が下を向いているので何をしているのか聞いてみると「buyの過去形を調べていました。」ということでした。調べている間は授業への集中が欠けてしまいましたが、M君を褒めずにはいられませんでした。人に頼らず、まず自分で調べてみる。どの教科を勉強するにしても、とても大切な姿勢だと思います。特に、英語(外国語)の勉強では辞書を引いて調べることは、避けて通ることができません。辞書で調べて単語の意味がわかった時、目の前がパーッと開けて見通しがよくなったような感じがしませんか?

さて、避けて通ることはできても、是非、避けずにやってほしいと思うことがあります。教科書の音読です。
学校の教科書を何度も何度も声に出して繰り返し読んでみましょうそう、小学校の低学年の時、毎日課された国語の教科書の音読のように。声に出して読むということは、目と耳の両方から英語をインプットするということです。新しい文法や表現の使い方、うっかり見落としがちな前置詞の使い方まで自然に身についていきます

音読をする時に大切なのが単語一つひとつの発音と文章全体の抑揚です。発音記号がわからなければ、どのように発音するのか、アクセントがどこにあるのか、塾や学校で先生に聞いてください。日本語には存在しない発音もあるわけですから、ネイティブ・スピーカーのように発音できなくても構わないと思います。アクセントの位置がわかって抑揚がつけられれば、読む時に非常にスムーズで音読がしやすくなります。それに、間違いなくちゃんと通用する英語になります かなり以前ですが、経済界の著名人(世界的に有名でした)がアメリカでスピーチをしている映像を見たことがあります。まるで英語をカタカナ読みしているかのようなスピーチでしたが、ちゃんと通じていました。なぜでしょう?英語の抑揚があるスピーチだったからです。そして、実に堂々とスピーチをしていたからです。

英語を勉強したり使ってみようとする時、絶対に忘ないでほしいと思うことは、間違いを恐れないことと、恥ずかしがらないこと。「この発音でいいのかな。」とか「間違えたら恥ずかしい。」と思うと、どうしても声が小さくなって何を言っているのかハッキリ聞き取れず、正しい英語を話しているのに間違っているように聞こえることがあるのです。私たちにとって英語はあまりにも身近ですが、外国語です。間違ったって大丈夫 機会を見つけて、どんどん使ってみてください。そして、そこから新しい発見や新しい世界への広がりがあるといいなぁと思っています