猫を信じて・・・

昨日の朝のニュースで感動的な報道が流れた。

東日本大震災の、津波で流された家屋の屋根に上って漂流していた犬が、
なんと３週間ぶりに救助されたそうだ！
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


周り中が海と瓦礫の中、たったひとりで漂っていたなんて、どんなに恐怖だったことか。

海上保安部の特殊救助隊に見つけられて、ヘリコプターで吊り上げられて助けられた。
たった１匹の犬に、何人もの救助隊員が協力して保護したのだ。
人間もなかなかやるじゃないか、と思った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　


暖かな毛布にくるんで抱きとめた隊員のおじさんが声をかけた。
「良かったなぁ、良かったなぁ。」
そして、こう言った。
「名前はなんていうんだ？」

プッと吹き出してしまった。
相手は犬だから答えるはずはないだろ！と画面に向かってツッコミを入れつつ
……思わず泣いた。

これ以上優しい言葉はないな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


そして、飼い主さんも生きていた。
バンくんというその犬は、尻尾をちぎれんばかりに振って飼い主さんに飛びつき、
再会を喜んでいた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


どうか、他のペットたちも、一日も早く飼い主さんにめぐり合えるようにと、祈る思いだ。

バンくん（くんといえども女の子らしいが）の喜びかたを見て思った。
犬はみんな飼い主をはっきり認識している。

よくスーパーの表に繋がれた犬が、飼い主さんが戻ってくるのを見つけると、遠くから
尻尾は振るし、伸び上がるし、小躍りして喜んでいる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


猫はどうだろう？
よく「犬は人につき、猫は家につく」と言われているが……。

ジャスミンは私が家に帰ってくると小躍りして喜んでくれる。
でもそれは、一日中留守番だったから、遊んでほしいから、おやつがほしいから・・・。
だから、誰でもいいのかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あそぶ？


否ッ！

猫だって、犬と同じように飼い主ＬＯＶＥだと、信じたい！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＬＯＶＥ


ジャスミ～ン、少なくともママはそう信じてるよッ


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