朝、家を出る時は必ず指差し確認をしている。
「電気よ～し」、「テレビよ～し」、「ガス栓・・よ～し」。
ひとつひとつ消しているかの確認だ。
大抵、ひとつやふたつ、「あ！ 良かったぁ。 もうちょっとで点けっぱなしで出るとこだった。」と思うのだ。
そして最後の締めくくりは、「ジャスミン、よ～し！」
出掛けるぎりぎりまで遊んでいて、「はい、オシマイ。 じゃあ行ってきます！」
手を大きく左右に振ってバイバイが、私がいなくなるよ、の合図。
ところが今まで遊んでいた筈のジャスミンが急にいなくなる時がある。
このカクレンボを見つけるのが大変なのだ。
♪
家具の隙間
★
カーテンの間
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プリンターの下
こういうところなら放っておいても問題はない。
ところが、一瞬の隙に入り込んだ台所の引き出しや、押入れやトイレやタンスの中に閉じ込めてしまった場合、一日監禁してしまうことになる。
この「ジャスミンよ～し」で何度監禁を未然に防いだことか！
「んもぉ！ どこに隠れてんのッ！！」
椅子を使ってタンスの上の段ボール箱の中をのぞき、這いつくばって隙間を探したが見つからない。
よいしょッと♪ 行くの？
！！！
ええ＝＝？！！ ずっとそこにいた？！
ていうか、コラ＝＝ッ！！
流しの中は立ち入り禁止区なのだ。
それをそこにずっと入り込んでいたんですかッ！
私も流しの上に透明板のフタを乗せるのを忘れていた！
指差し確認するものがどんどん増えていく。
こうして、朝の出掛けるまでの２時間は、あっという間に過ぎていくのです。
この後、バス停まで走った飼い主に、
ポチッと一押し、応援を有難うございます！
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