しどろもどろな猫生活

~猫飼い初めてのダメ飼い主と後片付けが出来ない猫の甘い生活~

私の2・26

2010年02月26日 | 日記
2月26日といえば、青年将校が「昭和維新」を掲げてクーデターを決行した2・26事件。

それとは全く無関係な2月26日。
でも、私にとっては、大きな決断と思い切って実行に踏み切った運命の日である。

去年の2月26日の午後、私は会社を早く出て板橋にいた。

ネットで見たロシアンブルーの生後2ヶ月の男の子に会いに来たのだ。
電話での仮予約が出来ないペットショップだったので、一刻も早く直接会ってみたい。

ところが、その男の子のすぐそばで、大きなガラス戸越しにこちらを見ている少し大きめの猫と目が合った。


 


抱っこをさせてもらって、そのすべすべのビロードのような毛を撫でていると、小さな鼓動と暖かい体温を感じて、たまらなくいとおしくなった。
しばらく撫でてお店の人に猫を返したら、お店の人は猫を無造作に元の小部屋に戻した。



心臓が早鐘を打つ・・・というのはこういうことだ!とその時感じた。
大した思いも考えも浮かばず、「どうしよう!」「どうしよう!!」「どうしよう!!!!」
馬鹿みたいに「どうしよう」という言葉しか頭の中には浮かばなかった。

○か×しか答えはない。
「どうしよう」のあとは「さぁ、どうする!」「どうする!!」「どうする!!!!」

一人になって、ペットと暮らそうと思っていたのに、ネットもペットショップもブリーダーさんのところへ足を運んでもなかなか決断しかねていた。

今回も……また……×を選ぶのか?

怖かったのだ。

イエスと言った途端に、命を預かることになる。
その重みが怖かった。

でも、それを怖がっていたら、私、一生犬も猫も飼えない。 一生、ノーと言い続けるんだ。 
本当は飼いたいんだけどネ、とグチグチ言いながら・・・・言い訳しながら。

自問自答した後、友達に電話をかけた。 (その時のこと。 『はじめまして』 )


そうしてジャスミンは、今、私のそばにいる。

                     えへ★ こんにちは。


寝顔がオヤジになる以外は、今のところブサイクにはなって・・・・・いない。

                   可愛いでしょ!★

                                    あ、はい。

子猫の時にあげた人肌に温めたミルクは嫌いだったのに、今では冷たいミルクのオカワリを要求する。 肥満猫用だけど。

                    ミルク、大好き★

                  好き嫌いがハッキリした子だ。飼い主に似て。

ジャスミンはガラス戸で隔てられるのが嫌いだ。

ベランダで洗濯物を干していると、普段鳴かないジャスミンが鳴いて私を呼んでいる。
きっとペットショップでのトラウマがあるに違いない。

 
                  窓から見てても平気だよン♪                   

                          私と同じ部屋に居る時はね。

そんな時はギュッと抱きしめてやる。

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