今までにも何度も挑戦して、飼い主全敗の、猫の爪切り。
猫の爪ごときで、毎月動物病院に通うのはなんとも不甲斐ない。
気力と根性が足りないのだろうか……。
またまた反省した私は、懲りもせず再度戦いに挑んだ。
は～い、ジャスミン、おねむだったねぇ～。
ママのお膝に抱っこ抱っこ～♪
昼寝から目が覚めて、トロ～ンとしているジャスミンを確保。
よし、大丈夫そうだな。
ジャスミンの後ろ足を私の股で挟み、右手に爪切り、左手でジャスミンの爪を押し出す準備。
ジャスミンは、金輪際爪を出すもんか！と指に力を入れている。
は～い、ジャッスミン？ おツメをピュッ・・・・・と、ほら、ピュッと出そうか？
ほらほらほら、おツメをピュッ！
痛ッ！ コラッ！ 噛んじゃ痛いでしょ！ イタッ！ イタタッ！
何よぉ～。 ほら、全～然、なんにもこわくないでしょ？ プッチンするだけだから。
だから、ツメを出しなさいッ！
痛――ッ！ ママに爪を立てるってなにごと！ だから、その爪を出しなさい！
あ、あ、あぶない！ 暴れたら指切っちゃうでしょ！
ほら、じっとして！！
ミィ～ャ～！ 
だめだめ、そんなかわいい声出したって。
シャーーッ！ フゥーーーッ！
ジャッスミン！ ママに向かってシャーッって何よ！
今、フゥーッ！って言ったでしょ！！
こらぁーー！ 待ちなさいッ！！！
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ジャスミンちゃん、いいコねぇ、おとなしいわね。
ピュッですぅ。
ウチの猫は、性格に問題がある・・・・。
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