友人の人形作家・岩室恵子さんの作品を見に行った。
横濱浪漫館という展示館で開催されている「少女展」に出品している。
こういう場所での人形たちは、古時計が止まった中で、色褪せた繊細なレースをまとった妖しい人形たちが多い。 内へ内へと引き篭もる感じだ。
そこへ行くと、彼女の作品には陰に籠もった感じがない。
ふんわりと、やわらかく宇宙の中の寓話の世界に入り込む感じだ。
作品は、非常に緻密、繊細。 どういう頭脳と感性と手先があればこういうものが作れるんだろう。
売約済
独特の卵シリーズのひとつ
凡人で手先が超不器用な私は、いつも感心してしまう。
首輪に留め具をつけるだけの単純作業の中で、何回糸がからまってしまったことか。
真夏の暑さの中、車のナビに連れて行ってもらったので、思いもよらぬ直線コースで早く家に帰って来られた。
不意打ちに帰られた留守番の猫は、食器棚の上で、寝ぼけまなこ。
え?もう帰ってきたの?…… ムニャムニャムニャ・・・・
久しぶりにコーヒーメーカー渡りを激写。
重たくなってるからね、気をつけて。 本人も結構慎重になっている。
よいしょッっと。
はい、よく出来ました。
その後、パソコンのそばでうたた寝していたが、気づいたら、いない。
そういう時は、即座に探し出さなくてはいけない。
クッションの積み重なった下敷きになって、何度も飛び上がっても脱出出来なかったり、網戸に爪が引っかかって身動き出来なかったり・・・・。
アナタも少女なんだからね。 やんちゃ坊主ではなくて。
居そうなところにはどこもいない。
風呂場の椅子の中も見た。
え~、いないよぉ。
!!
ここだ! この中しか考えられない。
いつも気をつけていたのだが、引出しが少し開いていた。
引き出しをズズっと前まで出して手を中に突っ込んだが、猫の毛には触れない。
でも、ここだ。 またしても刑事の勘だ。
引き出しを抜いてみた。
ほら、ね?!
少女A、確保。