癌は友達?

胃がんの手術をしてから今までのことを、記録に残しておこうかな~なんて思いつきではじめてみました。

筑波山

2005年03月07日 | Weblog
ガマの油で有名?な、筑波山です。おいらは、この山が大好きです。

2001年 その2

2005年03月07日 | Weblog
 とりあえず、あまりお世話になったことのないかかり付けの病院に行って、検査(多分エコー検査だと思うが)をやってもらったところ、「うちには、胃カメラの設備が無いから、他の病院を紹介しましょう。」ということで、別の病院を紹介してもらい、生まれて始めての胃カメラの検査をやってもらった。

「こんなもん飲むのかよ。」と緊張しながら口から管が入っていき、何か、ピンクの白子のような癌が、胃の入り口にたくさん見えたのは、今でも鮮明に覚えている。

「多分手術になると思いますんで、大きな病院を紹介しますから。」ということで、そちらに入院となった。

 ・・・・・入 院・・・・・

この時、約20年間お世話になったタバコと、お別れということになったんだ。幸い、禁断症状は出ずに済んだんでよかった。

約1週間~10日くらいの検査の後、胃の全摘手術を行った。全身麻酔の時の、意識がなくなる時っていうのは、これまたなんとも気持の良いもんであり、私は好きです。

それから、ICUに何日か泊められ、一般病棟に引っ越した。やっぱり食事が、思った様に食べられないのがつらかった。看護師さんは、「無理して食べなくてもいいんですよ。食べられるだけで。」というが、今まで暴飲暴食になれている為、なんとも歯がゆい。

しかし看護師さんには励まされ、親切にされ、本当にお世話になった。ある意味では、医者以上の存在であり、生きる希望というか、病気と闘う力を与えてもらったような気がする。


・・・・・退 院・・・・・

さて退院はしたものの、食事の量はいっこうに増えない。どんどんやせていくのが分かる。入院前が、86Kgあったのが50Kgまで減っちまった。

さすがに焦った。とにかく食欲が湧かなかった。そんな時、知人から玄米クリーム

http://www.wing.ne.jp/pub/kushi/hyojyun/0034.htm

を教えてもらい、食べると言うよりは、飲んでみたら、これがすこぶる良い。体力も付いてきたし、元気になってくるのがよくわかった。

でも、医者は食事については無関心と言うか、あまり教えてくれない。

「何を食べても大丈夫です。ただ良く噛んでくださいね。」と言うだけだった。今思うと、これはちょっと変だ。癌が出来たのは、食べ物、つまり食生活にも原因があったのではないか?と考えると、何食っても良いって言うのは、ちょっとおかしいと思う。

                                つづく