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挨拶をする人が減った?

2009-08-24 10:43:34 | 社会
■ストレスなくあいさつができていますか?
ご近所や職場などで、顔見知りの人とすれ違ったときに、とっさに「あいさつ」ができていますか?
付き合いのある人にはできても、顔見知り程度だとつい目をそらしてしまったり、下を向いて気づかないふりをしてしまうことが多いのではないでしょうか。
あいさつは自然に見えて、意外に気を使います。
そのせいか、日頃から気疲れやストレスが多い人ほど、あいさつを面倒に感じるものです。
巷では「あいさつをしない子どもが増えた」とよく言われますが、ところが……!
(株)電通が2007年に行った「あいさつ」に関するインターネット調査(有効回答数400)によると、20代~50代までの各年代のなかであいさつを重要視しない人が最も多いのが30代(男性16%、女性10%)。
つまり、子を持つ親の世代にこそ、あいさつに後ろ向きな傾向が目立っているのです。
■「したのにされない」とへこみますよね……
あいさつには、毎日結構なエネルギーを使います。そのため、「したのにされない」と精神的に疲れます。
たとえば、「おはようございます」と声をかけて、こんな態度をされたとき、かなりムッとしませんか?
・無視する
・目を合わせずに、軽く会釈だけをする
・横を向いてあいさつをする
・声が極端に小さい
・笑顔がまったくない
・忙しいふり、気づかないふりをする
このような態度の人が増えてくると、あいさつをする方が馬鹿を見たような気分になり、やがて自発的なあいさつが減ってしまうものです。
■あいさつは「3秒間のセッション&コーラス」
習慣でやっているあいさつにも、実は重要な意味があります。
あいさつは、お互いの声を響き合わせる行為。
これは、音楽のセッションやコーラスの効果と同じ。お互いの目を見て、同じ音、言葉を響きあわせることによって、相手との間に心地よい空気をつくっています。
私たちは、こうした「3秒間のセッション&コーラス」を、毎日無意識にたくさんの人と行い、人との響きあいをこまめに作りだしているのです。
近年は、人と人とのつながりが希薄になり、孤立感から心の病や犯罪につながる事件も増えています。
そんなときこそ、あいさつがいちばん大事。
あいさつのように、身近な改善の積み重ねによって少しずつ雰囲気をよくしていくことが、深刻な事件を防ぐために、案外いちばん有効な手段になるのだと思います。
■あいさつをすると自分が変わる!
あいさつに返答をしてくれない人、嫌々返答する人がいると、自分だけが損をしたような気分になります。
それでも、ぜひできる範囲で、無理のないあいさつを続けてみてください。
あいさつをする人の周りには、自然に人と響き合いやすい雰囲気が生まれ、空気がやわらかく変わっていきます。
すると、人との意思の疎通が図りやすくなり、人を受け入れ、人からも受け入れられやすい素地ができます。
あいさつに隠された、いちばん大切な意義とは?
それは、やればやるほど自分を取り巻く空気、自分自身の世界観が変わること。
その積み重ねが人生の展望を明るくさせ、生きることへの希望へとつながっていくのです。

私のまわりではそうでもないのですが、最近あいさつをする人が減っているのでしょうか?
あいさつなんて無視とかするよりしっかり交わしたほうが気持ちもいいと思うのですが・・・。
まあごく一部の人のお話ではあるのでしょうが。