皆さん、こんにちは！
私は、今年からここ国立病院機構東埼玉病院の理学療法士として、主に呼吸器疾患のリハビリテーションを担当させていただいている新入職員です。
主な業務としては、呼吸器疾患ならではのリハビリテーションとして、肺に酸素を取り込みやすくする為の呼吸方法の指導や固くなってしまった胸郭をストレッチし呼吸しやすくするといった呼吸理学療法などを行っています。
現在入職し二か月程経ちましたが、まだまだわからないことが多く、種々様々な疾患に対しどうアプローチすれば良いのか、どうすればもっと良くなるのかなど悩むことも沢山あります。
例えば、体の中の酸素が大きく低下しているにも関わらず、呼吸苦などの自覚症状がない患者さんへどのように日常動作の指導を行うべきなのかやベッド上で寝ているだけでも呼吸が荒く、すぐにパニックになってしまう患者さんにどうリハビリテーションを行えばよいかなどです。
このようにすぐ悩んでしまう私に対し、優しい先輩の方々から呼吸が楽にできるポジショニングの仕方やパニックコントロールの方法などの呼吸理学療法ならではのアドバイスをしていただき、より良いリハビリテーション方法を導いていただけることで業務に取り組むことが出来ています。
本来思い描いていた想像では、学校や実習で学んだ知識を活かし、すぐに患者さんを良くし、頼られるような存在になっているはずでした。
しかし、私のそんな理想とはかけ離れ、実際の臨床現場では、学校で習った事だけでは足らないことが多く、もっと勉強して知識や技術を習得する必要があると日々感じさせられます。
このようにまだまだ至らぬ点が多い私ですが、実習で教えていただいた事の中に今でも一番大切にしている事があります。
それは、一人ひとりの患者さんと向き合い、しっかりとコミュニケーションを取るという事です。
これにより、信頼関係を築くことが出来、患者さんが本当に望んでいる事に向け一緒に頑張っていけると思っています。
最後になりますが、一日でも早くここ東埼玉病院の一員として力となり、様々な業務に取り組んでいきたいと考えていますので今後ともよろしくお願いします。
（G21）
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【注意】
本ブログの掲載記事は，個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではなく，当院および当科の総意でもありません．引用や臨床実践等は各自の判断と責任において行うようお願いいたします。