東埼玉病院リハビリテーション科です。
本日は褥瘡予防のベッドギャッチアップについてブログを書かせていただきました。
褥瘡(床ずれ)は骨の突出部に発生しやすく、特に仙骨部に好発しやすいといわれています。仰向けで寝ているときには身体の重さが仙骨部に最もかかりやすく、全体の44%程の割合を占めています(褥瘡予防 治療ガイドラインより)。かなりの重さがかかっていますね。 褥瘡の発生要因ですが、全身的要 . . . 本文を読む
みなさん こんにちは
東埼玉病院リハビリテーション科です。
今回お話するのは、「リハビリと栄養」
病院では、患者さんの栄養について多職種で考える「NST:栄養サポートチーム」活動を行っています。この活動では、栄養面で難渋している患者さんに対し、生活や病態、運動量等を踏まえて、適切な栄養を提供するにはどうしたら良いのかと話し合う場になります。
そのため、栄養という専門性の高い知識を栄養士以外 . . . 本文を読む
2024年9月29日に慶應義塾大学三田キャンパスにて、第2回脳腫瘍支持療法研究学術集会が開催されました(http://scbtp2.umin.jp/index.html)。
私もポスター発表を行いました。(演題名「多職種連携により機能予後予測を学習支援に繋げた髄芽腫の一例」)
医学の進歩に伴い、脳腫瘍の生命予後は着実に改善しています。その反面、一命はとりとめたものの腫瘍の影響や治療の副作用 . . . 本文を読む
今年の夏は暑かったですね。やっと暑さが和らいだと思ったらいきなり秋の到来!
先日、病院の敷地内に自生している立派な栗が爆ぜて道に落ちているのを見て、急に思い立ち、栗を買い込んで初めてモンブランを作ってみました。栗の皮を剥くのはとても大変でしたし、お店で並んでいる素敵なモンブランとも程遠い出来栄えでしたが、家族からは栗の味がすごくして美味しい!とまずまず好評でした。
ところで、モンブランの上部の栗 . . . 本文を読む
当院の神経内科病棟には、パーキンソン、筋ジストロフィー、ALS、進行性核上性麻痺、脊髄小脳変性症などの患者さんが入院しており、「体が動かしにくい」、「話しにくい」といった共通する症状がみられています。それまで意識することなく行えていた「動く」、「話す」といった行為が、難しくなってゆく中では、 ご本人やご家族の不安も大きくなります。当院の神経内科病棟では、職員一同、患者さんが安心して入院生活を送れる . . . 本文を読む
1. スプリントとは
手指や腕の麻痺・熱傷の治癒過程で変形を予防し、安静を保持するために用いる装具をスプリントといいます。スプリントは、患者さんの状態に合わせ、その場で作業療法士(以下OT)が作製することが多いです。
2. スプリント療法について
スプリント療法は頸髄損傷・骨折・脳血管障害・神経難病などの様々な疾患に対して用いられる療法です。目的は神経損傷や腱などの機能を一時的に補う、機能低下 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは!
東埼玉病院リハビリテーション科です。
今回は、当院で行われている重症心身障害児(以下、重心)の患者さんを対象とした個別支援計画についてご紹介致します。
個別支援計画とは、患者さんに関わるスタッフが集まり、どのような支援が必要なのかを検討する会議になります。
今回ご紹介する重心の患者さんは長期入院されている方も多い為、前年度と比較してどのような変化があり、どのよう . . . 本文を読む
7月下旬に科内で在宅酸素療法(Home Oxygen Therapy : HOT) についての勉強会を機器を取り扱っている業者の方に行っていただきました。
自身の療法士の経験としては新人の頃からHOT導入の患者さんを担当してきていますので、もう20年近く前の頃から馴染みではありますが、最近は実際に受け持つ場面がなくなってきているので、懐かしさとともに再勉強させていただきました。研修を開催してい . . . 本文を読む
当院にドライングシュミレーターが導入されて3カ月になりました。
HONDA ドライビングシュミレーターDB型 Model A®という最新機種です!
スタッフ研修がひと通り終了し、各々のスタッフが患者さんに指導でき、スタッフ自身もドライビングシュミレーター操作ができるような態勢となっています。
スタッフ研修にはドライビングシュミレーター操作チェックリストを作成し、チェック項目の全てを二回実施、指導 . . . 本文を読む
皆さんこんにちは!
東埼玉病院リハビリテーション科です。本日は活動報告を行いたいと思います。
2024年6月13日~16日にかけて、渋谷(セルリアンタワー東急ホテル・渋谷エクセルホテル東急・渋谷ヒカリエ・渋谷区文化総合センター大和田)で開催された第61回日本リハビリテーション医学会学術集会に参加しました。今回は4000人を上回る現地参加があったとのことです。
当院リハビリテーション科からは梶と . . . 本文を読む