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2009年01月18日 | 保険情報
(株)信和総合リース(資本金3000万円、千代田区神田錦町3-15、代表庄子興氏、従業員3名)は、12月2日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は永島正春弁護士(千代田区丸の内3-3-1、電話03-3211-1791)。
債権届け出期間は2009年1月6日までで、財産状況報告集会期日は3月23日午前10時。

 当社は、2000年(平成12年)7月、京都市で(株)信和の商号で設立され、2001年4月に現商号に変更したノンバンク。全国の税理士事務所や会計士事務所と提携し、その事務所の顧客が節税や福利厚生目的の各種保険などを購入する際の資金の一部を融資する一方、外貨建て金融商品の紹介、不動産投資信託や私募債発行のアドバイスなども行い、2008年4月期の年収入高は約43億9700万円を計上していた。

 しかし、昨年9月に民事再生法の適用を申請(その後、破産)した松本引越センター(株)(大阪)に対して約3億7200万円の焦げ付きが発生するなど不良債権が散発していたほか、不明朗な取引により会社から多額の資金が流出し、厳しい資金繰りを強いられていた。

 昨年9月25日に創業者が代表を辞任した後、その後1カ月余りの間で2度も代表が交代するなど経営が混乱、10月には現住所に本社を移転していた。さらに一部で不透明な保険契約等が行われていたと見られ、9月29日には当社債権約50億円が債権譲渡登記されていたことが判明するなど資金繰り悪化が表面化するなか、11月14日に債権者から東京地裁へ破産を申し立てられていた。

負債は2008年4月期末時点で約199億7200万円。

                          帝国データバンクより