義母は、私たちが行くと機嫌が良くなります。
でも15分おきにトイレに行きます。
トイレに連れていくために介助が必要です。
「昼間はいいのだけど夜がね。」メモを見ると、
真夜中でも1時間平均3回トイレに行っています。
「朝4時頃からは平気なんだけど(笑)」と義姉。
笑い事ではありません。くわえて老人性鬱の傾向。
翌週は心療内科受診予定とのこと。
これでは介護している方が倒れてしまいます。
「二人で代わり代わりやっているから大丈夫。」
私は・・・たぶん駄目です、私にはできません。
自分の親の介護で「母が死ぬのが早いか 自分が
先に倒れるか・・・」まで追い詰められたから。
末娘が生まれてすぐに実母が入院し、付き添いが
必要になりました。(今は病院に付き添いをつける
ように指示される事はなくなりました。)
1日1万、30日30万、戻りが20万ありましたが、
月10万が自腹でした。どうしよう、だけど乳飲み子
を抱えて病院に寝泊まりはできません。
私は会社に復帰することにしました。、多額の治療
費を工面しなければなりません。
普通は退職のパターンでしょうが、私は辞めるに辞
められませんでした。
それから7年、最後の3年は寝たきりで入院していまし
たが、私は毎日見舞いを欠かしませんでした。その頃は
小学生になった子供たちに夕飯を用意して留守番をさせ、
4歳になった保育園の娘を連れて病院に通いました。
なので毎日クタクタ(笑)
体重が38㌔まで落ちたけど、自分の事に気づく余裕も
ありませんでした。愚痴ばかり言っていたのでしょう。
同僚からも親友からも避けられるようになりました。
その時の経験で、
「介護は他人の手を借りた方がいい、介護は楽しく」
というのが私の持論。自分の命を削るような介護は
やめた方がいいと思うのです。
気丈な義姉は「まだ頑張れる」と言います。
頭が下がりますが、でも無理をしないでほしい。
義母を好きなままでいてほしいから。
介護される人を厭わしく思う前に・・・。
とは言え、明日は我が身です(笑)