Ｇ・ＤＥＦＥＮＤ

森本秀「G・DEFEND」～31巻
西暦2022年の近未来、日本でも政治テロが横行し、国会議事堂を警備する国会警備隊が設置されていた
テロリストは警備体制を崩すためにその指揮官である教官を狙うようになり、歴代教官7名は次々とテロの標的となり殉職する
8代目の教官石川悠も就任以来常に命の危険に晒されていたが、石川に一目惚れし石川のSPになった岩瀬基寿に守られて数々の危険をかいくぐりながら国会議事堂を守って行く・・・

早くもBL系を(笑)
まぁ今一番続きが気になっている本の紹介を！という事で、森本秀「G・DEFEND」を紹介♪
同県民のマンガ友達である、かもさんのおススメでお借りしてツボにハマり折りしも文庫版が毎月発売している所だったのでさっそく購入
が、結局それだけでは飽き足らずコミック版も口絵カラー付きで全て揃えてしまいました
はい、気に入ったらとことんのB型気質炸裂させました(笑)
現在冬水社のコミックは初版にしか口絵のカラーが付いていません(重版にはなし)ので近所のブックオフ→県内のブックオフとどんどん捜索の足を伸ばして揃えました
所謂BL系ではありますが、男×男である事さえ気にしなければ(笑)普通に恋愛ものとして楽しめます(って・・・なんだよ)
きれいでカッコよくてかわいい(笑)石川と、文字通り体を張って守る身長190cmの甘えたがり(笑)岩瀬のカップル
他にも何組ものカップル(もちろん男×男)が登場してまいります(笑)
え～、もちろん恋愛要素だけでなく、国会議事堂で巻き起こる数々の事件の中でのアクションシーンも非常に見ごたえあります
何より作者である森本さんの作品に対する思い入れが感じられる作品です。読んでいて細かな所に拘っているな・・・と思う事が多々あります
その中のひとつは服をしっかりと着回している事、9話で石川が着ていた服を23話で宇崎に貸していたり、10話で石川着用のコートは番外編で同じく石川が実家に帰る際着ていたりしているんだよね
それこそマンガの世界なんだから服なんてより取りみどりで着まわす必要などないわけだけど、忙しくて買い物なんかにしょっちゅう行けない石川・・・という設定が、しっかりと生きているなんて思う点だったりします
こういう「こだわり」と思えるものがある話は大好きです
冬水社の「いち☆ラキ」に他の連載(アスタリスク)と交互に連載されていましたが、33巻以降は描き下ろしコミックとなります
多分雑誌の方向転換(notBL、完全少女マンガ化)のためだと推測していますが、それでも描き下ろしで続いてくれる事がとてもありがたいです
森本さんご本人も「G・DEFEND」はとっても思い入れのある作品という事で描き続けたいとおっしゃっているようなのでこれからも楽しみにしていきたいと思います