明日がひとつの始まり

2008-06-01 01:20:22 | 明日は我が身(介護・老後)
明日、月曜日にMが叔母を迎えに行く。
4月初めから精神科病院に入院中の叔母が退院し、我が家から1kmのところの介護付有料老人ホームに入居する。
叔父には、叔母の老人ホーム入居については手紙で知らせてあるが、入居日と施設の名前は教えていない。 (でもなんにも言ってこないんですよね・・・ 不思議だ。)

叔父は「叔母を連れて自宅へ帰り、今まで通りの暮らしをする」考えは変わっていないため、家に帰る算段に手を尽くしている。
財産保全の手続きをしたいから弁護士を紹介して欲しいと地元の市議に頼み、消息不明の息子へ(古い住所で)救出依頼の手紙を書いた。

市議とは電話で話をしたが、当事者能力に問題がある人には弁護士は紹介できないと答えたそうで、叔父はさぞかし憤慨したのではないだろうか。
息子のほうはなんともいえない。
出てきたら、顔が見たいような見たくないような。
なぐったりして。(笑)

彼はボランティア活動家で、JICAの専門家だったし、日本でも困窮している外国人のために奔走していた。
その彼が両親と義絶して、海外ボランティア活動に参加していることを知り、
ひょんなことがきっかけで、彼がどこにいるかを知った。

朝日歌壇にパラオから投稿しているのを私の母が見つけたのである。
もちろん絶対とは言い切れないが、「JICAの仕事でパラオに赴任中。 専門は害虫関係で、ハチ捕りはプロ級」に当てはまる人間はそうはいないだろう。
彼は農水省で国内に侵入した海外の害虫について研究していたんだから。

ジャングルのぬかるみ深く進みゆけば 霧雨のごとく陽は降りきたる
壁に張りし異国の地図も時をへて 小さきヤモリのすみかとなりぬ
幾万のミツバチの死骸掃き集め捨てんとする時 密の香のせり
寝転びて 研究室の屋根に住むコウモリの話を聞いているなり

良い歌でしょう? 彼は文才もあったからまちがいないと思う。 6年くらい前ですね・・・


それはともかくとして。
今までは姪だから、本当の家族じゃないからと甘えが許されていたが、これからはそうはいかない。 叔母が入居するホームではなにかがあればすぐに連絡がくるわけで、逃げることはできない。

少なくとも叔父夫妻よりは長生きしないとね。p( ̄○ ̄)q

叔母が入居したら、いよいよ叔父と対決、、、いや融和を試みます。



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