荘日記

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荘之助の日常を綴った日記です。

鈍感力

2007-05-31 22:03:02 | 日々の荘之助
最近「国家の品格」を読んだ。一昔前に話題になった本だけど・・・
話題になったといえば、これまた一昔前に「鈍感力」という本が取り上げられていた。
これは、「失楽園」、近々では『愛の流刑地』などの話題作を生んだ、渡辺淳一さんの作品。
読んだことはないのだけれど、『鈍感力』というタイトルに惹かれるものがある。
最近、いろいろと考える事があって・・・、疲れているから、このようなタイトルに惹かれたのかもしれない。
アマゾンでカスタマーレビューを読んでみたけど、評価はいろいろと分かれているみたいですねぃ。。。
本の内容は読んでいないからなんとも言えませんが、やはり『鈍感力』というタイトルがいい(面白い)ですよね。
ある部分では非常に鈍感なボクですが、そんなボクでも違う面においては些細なことを気にする事があるのです。
だから、『鈍感力があったらいいなぁ』と思うことがあります。
でも、自分の気づかない部分で鈍感だったりしはしないかとも気になったりします。
鈍感力は、それを高めたら、いろいろなことにとらわれずに『イキイキと生きられる』のかもしれません。
でも、鈍感力を高めすぎたら、人を傷つけていることも、迷惑をかけていることも、様々なことに気づかない人間になってしまう。
それもどうかなぁと思うのです。
鈴木その子先生がこんなことを言っていました。
『人の顔色を見られる人間になりなさい』と。
人の顔色をうかがうというのは、あまり気持ちのいいものではありません。
でも、それができなくなったら、(道徳とか倫理という面において)とんでもないことになってしまうのだという話をしてくれたことがあります。

鈍感力もバランスが必要ってことですかねぃ。

あ、そうそう!
『国家の品格』は道徳とか倫理というものを大切にしなさいというような内容の本でした。

ああ!そうそう、そうそう!!
この前のトキノ会定例会での鈴木その子先生の講演VTR、これも倫理学についてでした。
人に愛される人間になりなさいというようなお話でした。
『歳をとって、力がなくなって、おばあちゃんになったとき、みんなから愛されているおばあちゃんになりたい』というのが、その子先生の幼い頃からの目標だったというのです。
それが一番自分を守ることになる。
ちいさな我欲を優先するのではなく、人から愛されることになるのが、一番自分にとってお得なのだというのです。

その子先生のお話を聞くと、ホント自分が恥ずかしくなります。
ボクって我欲を強く主張してしまうので。

あ、なんだか『鈍感力』から話が反れてしまいましたが、とにもかくにも、バランスってムズカシイ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鈍感強力(ごうりき) (親方)
2007-06-04 14:41:37
ざんすね~あっしのバヤイ。。。。

ただ、いざ仕事となるとそうはいかないので、かなりな細かさで脳みそフル回転してます。
だけど、普段は脱力して暮らしていたいですよね。
荘さんの言われるとおり、バランスが重要って事ですね。

そりから、「顔色を伺う」に似ていますが、「空気を読む」なんつーのもありますね。
どれも難しい事ではありますが。。。
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知らぬふり (michi)
2007-06-07 09:42:45
鈍感なフリをするのも便利なことですね。

私は正直言いますと都合が悪い事になって抜け出せない境地になると鈍感なフリをしてごまかすところがあります。
それも結構勇気がいりますが立派な鈍感力だと思っております。
ただ、荘さんや親方さまの仰るとおりバランスも大事なのでやりすぎは禁物。知らぬふりはあくまでも最後の逃げ道ね。
やりすぎると周りに迷惑がかかります。
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そうなんですよねぃ (荘之助)
2007-06-21 14:40:28
そう、バランスが大切なんですよねぃ。
でも、おそらく、鈍感力に長けている人は、『バランス』すら気にしないのでしょう。。。
ホント、鈍感力があったら、周りには迷惑かけっぱなしだろうけど、それにすら気づかないで生きていけるのだから、ある意味幸せな生き方ができるかもしれませんね。
考えれば、考えるほど、ムズカシイ問題ですねぃ。
程よい鈍感力を身につけたいものです。
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