夕ご飯

さて、折角横浜に来たのだから、どっか美味い店でも探そうかな・・・・てな事は全くなくて。

何たて、横浜の地理に疎いのだ。知っているのは、息子のマンションと横浜の駅だけ(-_-;)

最大の悩みどころが「お一人様の食事」に慣れていないこと。だって、オーダーしてからご飯が出てくる迄の時間の「身の置き所のないそわそわ感」を思うと、まだルームサービスか、テイクアウトしてお部屋でだら～んとしてテレビ見ながら食べる方がリラックスできるのだもの。

この日も横浜高島屋で、お一人様用のお惣菜をちまちまと買い、帰りにローソンへ寄って、チューハイを買い、ちょっとワインの棚を見れば、あら～～何だか私を惹きつけるワインがあるじゃあーりませんか。

でも、一泊2日の旅行だもの、ワインオープナーを持っている訳が無い。



でも、飲みたい。ではレジで聞こうではないの。

レジのお兄さんは、レジ係りにしているのは勿体無い位の男前で、声の小さい、ついでに顔も小さい若者だった。

「あの～、このワイン開けられますかね？」と聞くと、ちょっと考えて、

「体力と捻る力があれば・・・・」ですて。

いやいやいやいや、ワインオープナーはいるかどうかを聞きたかったのにぃ。

若者推定身長１８０センチ以上、ワイン如きの栓なぞ開けられない訳がなかろうみたいな、確信に満ちた返事で、多分「このばーさん、何言ってるんだろ？」と思っただろうなあ。


あーあ、取りあえず買って、中からコルクが出てきたら、フロントで開けて貰おうと思ってお買い上げ。

試しに捻ると、コルク無しで開けるタイプだったので、ほっとした。

少し味見をしたら、うーん、600円にしては中々美味いではないか。でも空腹に飲んだので、胃がかっと熱くなるのが分かる。

そこで100CC位飲んで止めて、夕食をだらだらと食べ、チューハイを飲み、いい感じに出来上がって、そのままシャワー浴びてベッドにごろんと横になった。

明日はいよいよ孫っちのバースディ。お迎えが１１時、（　＾ω＾）ﾜｸﾜｸ

私はテレビを90分タイマーにして、見るともなく見ながら寝落ちするのが習慣なので、ここでもリモコンのスリープタイマーを探していた。無い！スリープタイマーは無い、ナンデヤネン。

裏返してみたら、かの国のテレビだった。同じ物をハワイのホテル（ココナッツホテル）で見たな。わざわざフロントに行って、


「あの、タイマーセットしたいのですが、どこ押したらいいんですか？」と聞くと、「ソーリーまだむ、このテレビにはタイマーありません」と言われ、ガックリしたものだ。

でも、無音で寝ると、耳鳴りがして余計眠られないので、テレビを付けていたら、何とウインブルドンの男子決勝をやっていた。

がば！と跳ね起き、冷蔵庫から残りのワインを取りだし、どうせすぐ終わるのだろうと、ワインをちびちび飲みながら観戦。フェデラーもジョコビッチも頑張れ～。

結局勝負がついたのが午前4時、ワインからっぽ。私そこから酔いと眠気で爆睡、起きたら朝食の時間をとっくに過ぎていて、朝食抜きで孫っちの待つマンションへ行ったというオソマツ。