だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

立つ鳥跡を濁すな!

2018年10月09日 | 日々の暮らし
15年位前にここへ引っ越してきた。何かの建築規制で、家は夫々1mづつセットバックして建てた。

その僅かな空き地を目がけて、自販機の売り込みが連日続いた。

「いや、結構です」「いや、いりません」の押し問答で、断っていたんだけど、夏のクソ暑い時に汗だくで説明するセールスマンに、やや弱気になっていた私は設置契約を結んだ。

その時彼は、こう説明した。

「売上の20%を差し上げます。この機械は省エネ仕様になってますので、電気代は3000円もかかりません」と。

さよでっかと設置をした。電気代は、十羽ひとからげで来るので、自販機に何円かかっているかなんて知る訳が無い。

そこから数年後、「ちょっと大きい自販機に交換したいのですが」と契約書を持って来た。

「え、、、電気代がもっとかかるのとちゃいますか?」
「いいえ、これは省エネ仕様ですから、3000円もかかりません」

あれ?どっかで聞いたセリフだな?

そこから、最初から見たら、明らかに1,5倍はでかい自販機が置かれて、辺りを煌々と照らすようになった。

ほんで、電気代同じかい?まあ、計算していない私が悪いんだけど、明らかにでかいし、言うてるセリフが最初と一緒やないかい!!と苦々しく思っていた。

途中、インターフォンが鳴って「金入れたのに、缶コーヒーが出えへんやないかい!」と怒られ、「うちは設置しているだけなので、会社に電話して下さい」と言ったら、門柱を蹴っ飛ばされ、息子の自転車を倒され、凹まされ、「表出んかい!カネ返せ」とわめかれたり。

真夜中に小学生が多数たむろするようになり・・・・

最近では、近所の(多分一人暮らし)連中が、ポリ袋入りのゴミを捨てるようになって、もう私の堪忍袋の緒がぶっちんと切れた。モウイヤダ。撤去して貰う。

で、取りあえず今年の更新を待って、次はしないと連絡した。

すると、担当らしき人物が、慌てて飛んで来て、あれこれと引き留めた。が、私の気持ちは変わらない。

もうほとほと嫌気がさしました。ご近所の方がおっしゃるには、缶コーヒーが落ちる音が耳障りだとか。

ゴミを捨てて行く人も多く、それを片付ける度に、何故こんな目に合わなければいけないのか、と気持ちが落ち込むんですと滔々と話した。

「分かりました、それでは撤去します」と今日撤去しに来たのだけれど。

「これから撤去します」と挨拶はあったのだけれど、「終わりました」の一言も無く、帰って行った。

もうここの自販機は撤去だし、そうなると、この家と何の義理もないもんねと思っているのだろう。

長期間自販機の土台になっていた場所には、土とコケが生えまくり、娘と長靴を履いて、せっせか掃除をした。

うちだって自営業、現場にも行く。でも、そこで入る時、挨拶は勿論、終わったら、必ず後片付けをして、掃除をして、お施主さんに終了した旨報告をして「現状復帰」しているかどうか、確かめて貰うのに。

天下の自販機会社が、撤去したら、もう用ないけんねと知らん顔なんて、あんまりじゃないか~。

「15年ありがとうございました」の一言位無いのんかい!チョームカチュク。


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