だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

飼い主の境遇 人生色々

2019年12月26日 | 日々の暮らし
同じ時間に散歩をしていると、知り合いも段々増えて来る。

殆どが、私より年上だけど、大勢で歩く時は、当たり障りの無い話をしているのだが、二人きりになると、結構な修羅場を潜ってこられたようで、ぽそぽそと自分の昔話をしてくれる。

私に漫画力と筆力があれば、「お散歩仲間のおもろい人生」なんて暴露したい位ネタは溢れるほどあるんだけど。

悲しいかな、私には、それだけのパワーが無いので、時々ここで書いては、憂さ晴らし?をしている。

どうしても、この手の話は、受け取るばかりでは、重くて段々気分が沈むから。その点、ここでぱっか~んと書き散らせば、ノーミソの中から飛び出てくれるような気がするのだ。

さて、その中のお一人、珍しい事に、私よりも一回り以上も年下の男性のお話である。

彼は、今は独身、結婚してたのかどうなのか、そんなこったあどーでも良い。聞くと、また余計な長話になるので、聞けないのだ。

この前、偶然にも二人きりになったので、とぼとぼとお散歩中に話していた事は。

彼にはお友達が沢山いてて、正月過ぎたら、みんなで沖縄に行く予定があるとか。

おや、いつぞやも、台湾に行ったと聞いたけど、で、無職って言ってたのに、よくそんなにお金が続くのね・・・と思っていた。

そこから宝石の話になり、家に高級品は無いかと聞かれ、


「えーっと・・・そうですねえ、私は金属アレルギーなので、ネックレスも指輪もしないし、辛うじてピアスは出来るけど、それも、子供が幼い頃『ワッカ』のピアスして、抱っこしていたら、いきなり引っ張られて、耳が千切れそうになって以来、あんまりしないし。


ダイヤモンドも婚約指輪位だし、お金になりそうな物って、ほんまに持って無いです」と答えると、


「ボクはね、実は『ロレックスの時計』持ってますねん」

「あら~そうなんですか。お高いんでしょう、ロレックスって」

「それがね、友達の海外土産でね、もろた時は、嬉しかったんですが、よく見ると「ROLEX」の「O」が「ゼロの数字」なんですわ。
つまりが偽物やったんですよ」


「なんですか、それって、わはは」と笑ったんだけど、ニセモノ作る人も考えてまんな。そのニセロレックスは、案外ええ仕事するらしく、ちょっとしたパーティには付けて行ってましてんと笑っておられた。

時計って時間さえ分かればいいのだから「ROLEX」でも「R0LEX」でもいいのねえ。狂いもなく、愛用しているんだとか(^^ゞ

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