おひるねウサギ~不登校かまへんかまへんマイペース♪

ADHD母ダッチェ。小2で不登校のマシュは小5フリースクール、中2地元中学高校→他府県専門学校→社会人独り暮し3年目

小学校卒業

2011-04-04 11:05:34 | 行事と不登校
大変大変ごぶさたしておりました

ご報告が遅くなりましたが、マシュ先月小学校を卒業いたしました


ずっと更新したいなあ・・と思いつつ、秋からのパートが思った以上に忙しく、やめちゃう人もあったりで、1日3時間のはずが7時間働いていたりして、卒業式の頃にはもうヘロヘロで、mixiでつぶやくのが精いっぱいで。温かい励ましをいただいた皆様本当にありがとうございました


年が明けて、2月頃からかなぁ・・。少し前まですぐに膝に乗ってきて「重いよ~」なんて言ってたのに、すっかり思春期になってしまって、手もつないでくれなくなりまして。

学校もいよいよ卒業に向けての行事や発表がいろいろになってきて、マシュはフリースクールに行く間もなく、「○日は委員会の発表」「○曜日はクラブの演奏会」と毎日毎日学校に通う日々。
そして朝は「遅刻するぅ~」と走って行く姿についてゆけないのは母ひとり・・・。って感じでなんだかおいてけぼりのような感じ。

マシュ「ああ~○○の発表行きたくないなぁ~」
ダッチェ「無理しないで休めば?」
マシュ「そういうことじゃないの!」

なセリフを何回やりとりしたことか。

それでもひとつ何かをこなすたびに

マシュ「あかん・・もう電池切れたぁ、明日は休むよ」

と、いうので1年前、宿泊授業で力尽きたのを見ていたダッチェは『うんうん、ここまでよく頑張ったよ、じゅーぶんだよ』と毎回思うのだけれど、

翌日ぐーすかぐーすか1日寝ていたと思ったら、その次の日にはまた元気に登校して行った。

しかも、3月になるとあんなに「使っても聞こえないし」と言っていためざまし時計を自分でセットし、朝食のリクエストをし、中学生の姉よりよっぽどしっかりと朝ご飯を食べて行くのだった。

そしてあれよあれよ・・という間に卒業式の練習・・そして本番。


持っていたデジカメで証書をもらう瞬間だけでも動画を録ろうかしら・・と思っていたのに、入場の時1枚写真を撮った瞬間「カードがいっぱいです」というダンドリの悪さにより、あきらめて目に焼き付けておくことにした。

「お母さん、泣かなかいでよ」と言われていたのでできるだけがまんしていたけど、最近忙しくて思い出す間のなかった学校生活が、子ども達の6年間を振り返るセリフの中、他府県の宿泊保育に呼び出されて一緒に泊まったなぁ・・とか保健室の窓から運動会見たなぁ・・とか急に目に浮かんできて気づいたら涙流れてた(なんとか号泣モードに入らないよう我慢)

そしてマシュが本当にお世話になった養護の先生や、用務員さんのほうがウルウルで心から卒業を喜んでくださって、そして別れを寂しがってくださっているのが伝わって伝わってあらためて感謝・・・そっちのほうが泣けたかも。

5年生の時の担任の先生も生後数カ月の双子の赤ちゃんを連れて御祝いにかけつけて下さった。心からマシュのことを気にかけてくださっていただけにものすごく嬉しかった。


卒業式が終わったあと、ぐーすかぐーすか夜まで寝たのは・・ダッチェでした。


数日後の離任式、もうこれで小学校は最後・・といろいろな先生に「元気でね~」と激励してもらい、学校を後にし、マシュとランチを食べてたらその日にいただいた卒業写真がどこにもない・・

最後の最後に忘れ物をして頭をひくーくしながら学校に戻ると「おーマシュちゃん、下駄箱の上に忘れてたよ~」って、本当に最後の最後まで


その後通学を見守って下さってたおまわりさんにも御礼を言って、またぐーすかぐーすか夜まで寝たダッチェでありました。


余談だけれと、当日風邪で欠席した子が2名いたのだけれど、翌週に幕も張ったままの講堂で校長先生も正装して、その日にいらしてた先生方も列席のもと教頭先生が司会をして、2人だけの卒業式。壇上にあがって卒業証書を受け取ったとのこと。
「証書をもらうだけかと思ってた」って、その子もお母さんもすごく喜んでられました。
全校生徒500人以上いる大きい学校なのに、温かいなぁ・・・と、この学校の細やかな配慮をあらためて感じた。






あ、そうそう今回は靴は前の夜に玄関に出しておきましたよん