おひるねウサギ~不登校かまへんかまへんマイペース♪

ADHD母ダッチェ。小2で不登校のマシュは小5フリースクール、中2地元中学高校→他府県専門学校→社会人独り暮し3年目

修学旅行&学校とのつながり

2010-05-21 11:34:06 | 行事と不登校
なかなか更新できない日が続いていました

マシュは修学旅行やピアノの発表会など大きな行事をすませながらも、学校やフリースクールもほとんど休まずに行っている。
昨日は体育がなかったので、久々に両方休んだ。

いつもより多めに眠ったマシュだけれど、昨年に比べて寝起きがよくなってきているように思う。
運動量、活動量は格段に増えているのに。
それだけ、疲れ方がマシになってきている・・・ということなのだろうと感じる。

やはり、「疲れ」というのは精神的なものから来るほうが大きくて、しかも身体の疲れのように簡単には回復できないんだなぁ・・とマシュを見ていて感じる。


昨年度あんなに不安不安で連絡帳に山ほど「不安」を書き連ねた宿泊学習だったが、今回の修学旅行は担任が変わったというのに、ほとんど心配なく楽しみに、出かけて行った。

新しく来られた先生とはまだ信頼関係もできておらず、事前にお願いしていたはずの(伝わってなかったのかなぁ・・)支援級用のマニュアル(昨年度は普通級よりもより詳しいくわかりやすいものを作ってくださっていた。)も結局作っていただける気配なく、もう一度頼みに行こうかと思っていたらマシュが「大丈夫」というので言わなかった。
(あとから聞いたらマシュ以外の子の不安がかなり強く出たらしく、やはりお願いすれば良かったかと・・ちょっと後悔)

マシュが大丈夫だったのは・・全て友達のおかげである。
事前のオリエンテーションでは、普通級の先生の説明で理解しにくかったところも、遊びに来てくれた友達としおりを見ながらいろいろと話をして確認したりもしていた。荷物も前回はマシュと一緒に荷造りをしたリュックの中味を図面に書いて『このポケットに薬』のような図解入りメモを持って行ったくらいだったのが、今回はなんと自分ひとりで荷物をつめた。自分で「確認もした」というので、ダッチェはノータッチ。

現地でもいろいろと時間に追われて指示も早く飛ぶことが多く、理解できてないことも「マシュちゃん、これからこういう行動することになったし」というように変更も、班の子たちがちゃんと教えてくれて、すごく助かったらしい。そして不安もなく、楽しく帰ってきた。

・・・・ダッチェはというと、過去2年間夜に突然電話がなって現地に出向いたこと2回中2回なので、「大丈夫」と確信あった今回も、夜になるとフラフラになってしまう情けなさであった(笑)

今回の旅行で、マシュが自分やクラスの仲間の特性についてうまく説明していた。

「先生って、説明の途中に冗談とか入れるでしょ、例えば『おこづかいはたくさん持ってきてもいいですよー。先生のお給料になりますからね(笑)とか、○○して××した後▽▽しまーす。××は違いますけどね』とか。」

よくわからないけど高学年だけに笑いをとりつつ、話をすすめ、みんなの気持ちを盛り上げる・・みたいな感じ?

それはとっても楽しいのだけれどマシュは「うん。うん。」と聞いていて最後に「違います」とか「しません」とかが来ると
「違うんかーーいっ。正しい情報はどこの引き出しに入れて~ん」と髭男爵のようなツッコミを心の中でしつつ、いろいろ入ってる頭の中の引き出しを開けるのが大変らしい。

そういうことのフォローを今までの支援級の先生がしてくれてたんだなぁ・・・とあらためて感じた・・・と言ってた。

新しい先生はまだマシュやクラスの子がどんなことに困るタイプなのか理解するには日が足りず、

今回は友達に助けてもらったと。

そして「オラんちは家が散らかってるからさぁ、頭の中のその辺においておいて「これは絶対ですよ」みたいに決定してて『覚えておかなくちゃ』ということだけ引き出しに入れることにしてる。」

あの・・その前置きいるんでしょうか・・・

いづれにせよ、不安がずいぶんと減って、学校で声を出す機会も増えているらしい。

・・・新しい先生がたは「かんもく」時代を御存じないだけに、「歌をふたりだけで歌う」とか、以前では考えられなかったことにもあっさり挑戦させてくださったりして、親子でビックリしたり(個人で歌を歌ったのは1年生の時以来らしい)・・このあたりは、これからもあまり無理をしないようお願いしていきたいところかな・・と感じている。
実際、今年度に入ってから普通級へは楽しく行っているマシュだが、支援級ではまだまだ、とまどうことが多いらしい。

今まではどちらかというと『やらせてくれたらいいのに~~』とダッチェが思うことも「しない選択」を必ず入れてもらって、はがゆい思いをしながら、でも長い目で見るとそのほうが自信や回復や元気につながってきた・・と思っていただけに、今までと急に立場が逆になったような感じ。

他の保護者の方々もそのあたりのとまどいはもってられたようで、学校側との話しあいもすでに一度。普段「すみませんすみません」と頭を下げて暮らしていただけに、意見を述べるなんて、エネルギー超消耗したけどきっと一番とまどっているのは子ども達で、親が不安に思っていることはやはり話して解消していくほうがいいのだろう・・先生は先生で熱心にしてくださってるのだから

こちらも勉強だなぁ・・。

さて、来週には中学のオープンスクールがあり、その後中学と、これからまたいろいろと話し合って行く必要があり、エネルギーためるために、カナー先生に行ったり親の会などにも初参加してみようと思ってマス。





やる気のマシュと不思議な夢

2010-05-06 20:38:31 | 不登校
「あー、早く学校行きたいなぁ~めっちゃ楽しい

フヒー。

小学生になってはじめて聞くこのセリフ(笑)


マシュ自身も「生まれて初めての感覚」だそうである。


何が楽しいって、体育の組体操の練習。運動会の花形である。

「1年生の時から憧れてたの~


なので、交流にほとんど行ってなかった昨年から『6年になったら、コワイ先生でもなんでも頑張って行く』と決めていたくらい。

それが先生も温かい先生に変わり、言うことなしな状態で、ここんとこHAPPYオーラが出まくっている。



「あの、『ひとりではできない、みんなで作り上げる感じ』が、たまらなく好き」とのこと。

3月から練習をはじめた逆立ちも、よりかかる壁がない我が家であるが、今では何もないところで数秒なら静止できるほどに上達。

GWの潮干狩りで家族でひとりだけ筋肉痛を起こさなかったマシュである


別にもともと運動が好きってわけじゃなく、走るのもそんなに得意じゃないし、体育だって今まで交流にも行かなかった。

ただ、ただ組体操が好きらしい。


たくさんいてこそできること・・・学校に行かなかった時には望むこともやめていたなぁ・・。

少人数の学校だったら良かった・・なんて思ってたり。

でもまあ、こんな日も来るのだなぁと、あらためて子どものパワーのようなものを感じた。

GW前からフリースクールと学校の両方をはりきって通う日々。
学校がはじまるのを心待ちにしてた。

と、マシュはこんなに調子の良い毎日なのに、ダッチェはつい最近ヘンテコな夢を見た

夢の中で、私は中学生だった。

新学期の初日で、『学校に行かなくちゃ』と思うのだけれど、制服(当時のセーラー服だった!)のリボンを探してるうちに、どんどん時間が経って、気づいたら学校が終わってた。

「明日は行かなきゃ」

って思うんだけど、次の日もリボンがうまく結べなくて何回もやりなおしているうちに、また気づいたら学校が終わってた。

そのうち何日かたっちゃって、「マズイよな~行かなきゃなー。明日は行こう」と思うのになんだか身体がだるくてだるくて・・・。

みたいな夢だった。

起きた時に、あのなんとも言えない『力の入らない感じ』がカラダに残ってて、すごーく不思議で、当時は体感したことのない感じだった。

そして、自分の中学~高校(6年制の私学だった)のことをいろいろ思いだした。

基本的にずーっと、しんどかったことや、試験の当日に具合が悪くなって、保健室で寝ていたことなんか。

部活動が楽しくて、素敵な仲間に出会って、それが楽しみで学校に行っていたこと。

人数は少ないけど、今も続いている大切な友人。

部活や友人に出会ってなかったら、私も夢の中の自分のようになってたかもしれない。

「行くもんだ」って思ってたから行っちゃってたけど。あの感覚に襲われたら頭でいくら考えても無理だなと。

夢の中では・・・

『行く意味がないし、気力もない』本当にそう思ってた。


結構ズーンと来た夢でした


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