以前、触れたと思うが、マシュもダッチェもレフティ(左きき)である。
ダッチェは昭和生まれで、その頃あるあるだったお箸とえんぴつだけ直された矯正組でもある。
矯正されてないものは、全部左になってしまうので笑
はさみも、包丁も、球技全般左でしかやれない。
特に長年続けている卓球は、レフティで得をすることのほうが多い(回転が反対になったり、多くの人が右ききなので、攻撃も防御もしやすい)
なので、改札で定期をかざすときに毎回変身ポーズになることや、そそぎ口のついた鍋を反対に傾けないといけないことや、右利き用のハサミや包丁で切ることなど、うまく切れてないかもしれないが、特に気にならない。ずっとそうやってきたから。
この春からマシュは花屋さんで働いている。花屋さんで働くことを目標にした時から、マシュはバイトで貯めたお金でアレンジメントを習いに行っていた。
その頃からの悩みだったそうなのであるが、アレンジに使うフラワーペーパーがカッターでうまく切れないのが悩みだったらしい。
ダッチェが引っ越しでマシュのところに行った時に「お店でうまく切れない」と、アマゾンでロールで買って練習しているマシュを見て、ハタと気づいた。「もしかして、右利き用だからじゃないの」
左利き用のハサミがあるんだから、カッターもあるのではと。
調べてみたら、結構いろいろあった。
いざ、使ってみると「わぁ~~」っていうほどうまく切れた。自分の不器用さを嘆いていたマシュだが、結局そういうことだったのだ
2種類購入したのだが、マシュが気に入って使っているのは『無印良品』の両手きき用のもの。刃を入れ替えられる。
そういう配慮をしてくれることにちょっと感動した。
10人に1人と言われるレフティで、道具もいろいろ出てはいるが、例えば職場などでは共用で使うものも多く、使いづらいなって思いながら、合わせることも多い。
例えばマウスなんかは、ダッチェは左手で使うがいちいち左用に設定しなおすのも面倒なので右仕様のまま左手で使うということに慣れてしまった笑
中指でダブルクリック・・。そうやってレフティは器用になっていくのだ。本人も意識してないほどの努力を重ねて