
稲が玉状に干されたすばらしいロケーションの中をDL界のマスコットと言われるDD16が旧型客車を牽引していきます。この区間も繁忙期になればC56牽引で上野から直通で快速”こうみ”が運転されていましたが(上野-小諸間は臨時急行”信州”併結)、無煙化されると同時に列車の設定もされる事はなくなってしまいました。そのためこの区間での旧型客車で統一された営業列車はは30数年ぶりではないでしょうか。 09,10,17 八千穂-高岩 9222レ Canon50D
17日は小海線に”セピア色の小海線”号を撮影して来ました。前日までの天気予報では17日の長野県は天気がぐずつくとの予報でしたが、なんとか雲の合間から薄日が漏れる条件で撮影できました。
当初、太陽は絶対に見えないような予報でしたが前日のお昼以降、かなり好転した予報にかわったので仕事場から直接現地に向かいました。
小海線で旧型客車が運転されたのは昭和60年代にトロッコ列車に組み込まれた旧型客車が運転された以来で、旧型客車で統一された列車としては昭和40年代の”八ヶ岳高原号”以来ではないでしょうか。
私にとって小海線こそ今はなき祖父に連れられて小学生時代に初めてC56撮影のために遠征した路線であるため、そのとき乗った旧型客車の再来でもあり思い入れも、ひときは強いものがありました。
現地では追っかけのため入った抜け道で逆に鉄ちゃん渋滞(原因は鉄ちゃん自身の車ではなく無理に停車して作業していたトラックとすれ違いが出来ないための渋滞です。)にはまってしまい、絶対に間に合う場所での撮影が出来なくなり、その後は運に恵まれず、結果としては最初ので撮った八千穂-高岩でのワンカットだけですごすごと帰路につくことにしました。