さて、4日から連休なったので磐越西線のC57180号牽引の”ばんえつ物語”を撮って来ました。C57180号は昨年10月13日から28日の間、門鉄デフ仕様となって走りましが、休日と天気がうまくかみ合わず撮らず仕舞いとなってした。大変に意気込んでていただけに残念と言う思いが強く残りました。まぁ、評判も良かったのでJR東日本・新潟支社はまた門鉄デフをやってくれるかな?と期待していたところ、今年は4月5日の”ばんえつ物語”運転開始早々から門鉄デフ仕様で運転するとのニュースに”待ってました!”とばかりに小躍りしてしまいました。さらに今回の運転では撮影に不向きなヘッドマークまで外すと言うので、ファン心理を突いた企画には完全に脱帽です。
関東はまさに桜満開で撮影には事欠かない時期ですが、ここは万難を排して(ここ数年は必ず撮影していた小湊鉄道の桜を捨ててまでも、磐越西線へ向かったのですから、その意気込みは自分でも驚いてしまいます。)門鉄デフのC57180号を堪能してきました。
我々の世代は日本の現役蒸機の末期を知っています。その中でも南九州の蒸機は手入れの行き届いたカマが多く人気がありました。さらに門鉄デフを装備したカマは憧れの存在でした。それだけに、今回の門鉄デフの復活には”外せない”と言う想いが強くありました。

残雪を頂いた裏磐梯の山々を背に峠に向かうC57180号。門鉄デフ。ヘッドマークなしの姿に思わずため息が出てしまいました。 08,04,06 喜多方 8233レ Cano40D

今回の企画を聞くいたときから、この構図を思い描いていました。門鉄デフが斜光線に光ったとき顔が緩み”おっ!”と声を上げました。私の背後に有名な撮影ポイントがあり50人くらいが撮影していましたが、この斜光線の撮影地には誰もいませんでした。 08,04,05 喜多方 8233レ Cano40D