<意識調査>携帯電話の料金プランに関する意識調査
ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
携帯料金プラン、4人に1人が不満
~20代以上の6割が、料金プラン「わかりにくい」
携帯電話会社のシェア争いが熾烈な中、料金プランのわかりやすさや割安感をうたったテレビCMが盛んに放映されている。しかし実際にはさまざまなオプショナルプランも用意されており、複雑に感じる人も少なくないはずだ。実際、携帯電話の料金プランに対してどの程度理解しているのか、20代から40代を中心としたネットユーザー433名の回答を集計した。
携帯電話の料金プランは、女性は6割、男性は7割が「わかりにくい」「とてもわかりにくい」と答え、全体の3分の2が理解しづらいと感じている。利用中の料金プランについては、約8割が「自分で決めた」としているにも関わらず、その4人に1人が「不満あり」。よりお得なプランを積極的に探す姿勢が伺えた。
「携帯電話の料金プランについてどう思うか」を聞いたところ、「わかりにくい」が43.4%、「とてもわかりにくい」が20.6%にのぼり、合わせると64.0%が料金プランを「わかりにくい」と感じていた。一方、「とてもわかりやすい」は3.5%、「わかりやすい」は12.9%にすぎず、全体的には複雑だと感じているようだ。
性別に見ると、女性は「わかりにくい」が45.3%、「とてもわかりにくい」が15.4%で合わせて60.7%だが、男性は「わかりにくい」が39.9%、「とてもわかりにくい」が30.4%で合わせると70.3%と、10ポイントも上回る結果に。年代別に見ると、「わかりにくい」が10代は39.5%、20代は48.4%、30代は41.2%、40代は44.6%、「とてもわかりにくい」が10代は11.6%、20代は15.6%、30代は25.1%、40代では16.9%で、合せると10代では5割であるのに対し、20代・30代・40代では6割以上と、こちらも開きがあった。近頃は学生を対象とした料金プランや割引プランが各社用意されているが、ターゲットが明確か否かも理解度に影響しているのかもしれない。
「現在利用中の料金プランはどうやって決めたか」の問いには、全体の79.9%が「自分で決めた」と回答。一方、「店員に決めてもらった」は9.5%、「家族に決めてもらった」は7.6%にすぎなかった。「現在利用中の料金プランはどうやって決めたか」の問いには、全体の79.9%が「自分で決めた」と回答。一方、「店員に決めてもらった」は9.5%、「家族に決めてもらった」は7.6%にすぎなかった。
契約中の料金プランについてはどう考えているだろう。「いまのプランでピッタリ」と思っている人は48.5%と約半数にのぼった。しかし、「もっとピッタリのプランがあると思う」が25.9%と、4人に1人が不満を抱えていた。中でも「自分で決めた」人の27.7%が「もっとピッタリのプランがある」と考えており、「店員に決めてもらった」の17.1%、「家族に決めてもらった」の15.2%を引き離している点に注目。複雑な料金体系の中、少しでも割安なプランを見つけようと積極的に探索している人が少なくないようだ
<調査データ>
<調査概要>
※ 関連資料参照