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松下、デジタルAV商品群で塩化ビニル樹脂使用削減の取り組み加速

2008-06-26 21:53:00 | Weblog










デジタルAV商品群で塩化ビニル樹脂使用削減の取り組みを加速
国内市場向け薄型テレビ「VIERA」で2008年度に代替化のめど


 松下電器産業(株)では、機器内部の配線*1に使用されている塩化ビニル樹脂(以下、塩ビ樹脂)の代替化を進めていますが、デジタルAV機器の生産・販売を担当しているパナソニックAVCネットワークス社(以下、PAVC社)は、2008年度の国内向け新製品を対象に、内部配線の塩ビ樹脂の使用削減に向けた取り組みを加速します。また、主力デジタルAV商品については、電源コードや付属品などを対象に加えて塩ビ樹脂の代替化を積極的に推進していきます。

 塩ビ樹脂は、絶縁性や機械強度などの物理特性に優れ、調達・コスト面でも評価が高い材料です。しかし、廃棄時の不適切な処理による生成物や柔軟性を確保するための一部の添加剤の有害性などが懸念されるとともに、リサイクル時に塩ビ樹脂だけを除去するのが難しいことなどから、当社では内部配線の代替化を推進してきました。しかしこれまでは、塩ビ樹脂と同等の強度や柔軟性を確保することが課題とされており、特に、内部配線に比べて使用環境がさまざまである電源コードについては代替化が難しかったのが現状でした。

 PAVC社では、1998年から電線メーカーと共同で、塩ビ樹脂の新しい代替用材料*2を使った電線の開発に着手し、環境性能へのこだわりを持ち続けて代替材料の品質確保や安全性確保に向けた評価・分析などを行ってきました。そして、2006年度以降、薄型テレビを始め、民生用のデジタルAV商品(DVD、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、オーディオ機器)、業務用システム商品(パーソナルコンピュータ、プロジェクター、放送・業務用カメラレコーダー)について、まずは内部配線を中心に、主力商品での本格的な代替化を開始しました。

 そして、2007年度には、BD・DVDレコーダー、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、オーディオ機器で、電源コード・付属品の代替化を実施しています。さらに2008年度には、電線メーカーと共同で、従来のものに比べて、柔軟性、耐久性に優れた代替材料を用いた薄型テレビ用の電源コードを開発し、これをプラズマテレビ・PZ800シリーズから順次導入しています。これにより、本年度中に、国内向けの薄型テレビ「VIERA」全機種について、塩ビ樹脂の代替化を進めてまいります。

 現在、このようにPAVC社は、他の大手電機メーカーに先駆けて、民生用と業務用をあわせた幅広い商品群において、塩ビの代替化を推進しています。PAVC社の国内向け新製品で、年間に使用する塩ビ樹脂の内、2007年度には、総量の50%を代替化しました。2008年度の新製品では、65%の代替化を目指しております。また、海外商品へのグローバル展開についても、各地域の状況に応じて、今後、取り組んでいきます。

 松下グループでは、内部配線については、国内の新製品は2009年4月以降、グローバルは2011年以降、使用禁止とすることにしております。それ以外の用途の部位についても、さらに検討を進め、順次切り替えてまいります。


以 上

*1:製品の内部で電気部品やユニット間を接続する信号線やケーブル類
*2:ポリエチレンやポリオレフィン系樹脂をベース原料とする樹脂





トリプレットゲート、公衆無線LAN接続サービス「ワイヤレスゲート」がノキア製携帯電話に対応

2008-06-26 19:09:13 | Weblog










公衆無線LAN接続サービス「ワイヤレスゲート」
ノキア製携帯電話に対応


 ワイヤレス・ブロードバンド・プラットフォームを提供する株式会社トリプレットゲート(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:池田武弘、以下トリプレットゲート)は、このたび、トリプレットゲートが運営する公衆無線LAN接続サービス「WirelessGate(R)(ワイヤレスゲート)」のノキア製携帯電話利用者向け(*1)接続ソフトウェア「WirelessGate Connection for S60(ワイヤレスゲートコネクションfor S60)」を開発し、6月25日より提供開始いたします。

 本ソフトウェアは、ノキアのアプリケーションプラットフォームS60で提供しているWiFi Hotspot Framework という仕組みを利用することで、ワイヤレスゲートの全てのサービスエリアをワンクリックの接続承認だけで利用することを可能にしています。まずは、4月末に発売開始されたソフトバンクモバイル向け携帯電話Nokia N95 (SoftBank X02NK)から対応を開始いたします。

【「WirelessGate Connection for S60」製品概要】

■ 主な機能:
・初期設定が簡単
 ワイヤレスゲートの利用に必要なWEPキーとESS-IDの入力を行う初期設定が不要となり、ログイン用ユーザIDとパスワードの入力のみで初期設定が完了します

・インターネット接続時のID・パスワードの入力が不要
 インターネット接続を行う際に必要なユーザIDとパスワードの入力が不要となり、サービス圏内に入ると自動的にワイヤレスゲートが“検出”され、ワンクリックの接続認証でインターネットへ接続が可能になります

■ 利用方法:
(1) Nokia N95 (SoftBank X02NK)のダウンロードフォルダに表示される「WirelessGate Connection for S60」を選択し、ソフトウェアをインストールします。
(2) ダウンロードフォルダ中の「WirelessGate Connection for S60」を起動し、[オプション]>[設定]を選択して、最初にワイヤレスゲートの[ユーザID]と[パスワード]を登録します。
(3) ワイヤレスゲートのサービス圏内に入ると無線LANサービスの名前の横に信号強度に応じた信号アイコンが表示されます。1つ以上の信号アイコンが表示されている状態でブラウザ通信などのパケット通信を行う場合に、アクセスポイントの候補として[WirelessGate]が表示されます。[WirelessGate]を選択すると最も優先度の高い無線LANサービスに接続し自動的にログインします。

 ワイヤレスゲートを利用するための初期設定や、インターネット接続を行うためのID・パスワードの入力というのは難しいものではありませんが、それでも設定の苦手な利用者にとっては、利用するための高いハードルとなっていました。昨今の無線LAN対応端末の普及に伴い、無線LAN対応の携帯電話利用者も「気軽に外出先でも公衆無線LANサービスを利用したい」というニーズが高まってくることが予想され、「WirelessGate Connection for S60」は、このようなニーズに応えるアプリケーションとなります。

 今後、トリプレットゲートは、Nokia N95 (SoftBank X02NK)以外のノキア製携帯電話端末にも同アプリケーションの提供を広げ、利用者の利便性の向上を図っていく予定です。

以上


<トリプレットゲートについて>
 2004年1月に設立。2004年10月より公衆無線LAN接続サービス「WirelessGate(R)(ワイヤレスゲート)」を提供する。ワイヤレスゲートは、“BB モバイルポイント”、“livedoor Wireless”、“成田空港エアポートネット”、“フレッツ・スポット”(*2)の4つの公衆無線LAN接続サービスをひとつのID・パスワードで利用できる公衆無線LAN接続サービス。オプションサービスとなる「フレッツ・スポット」エリアも含めると14,000箇所を超えるエリアでの利用が可能となる。
 URL: http://www.wi-gate.net/

※ Nokia は、Nokia Corporation の商標または登録商標です。また機能やサービスは、ネットワーク、使用するデバイスの互換性、サポートしているコンテンツのフォーマットにも依存します。

(*1) 現時点での、本サービス対応端末はNokia N95 (SoftBank X02NK)になります。
(*2) 「WirelessGate Connection for S60」サービス開始時は、“BBモバイルポイント”、“livedoor Wireless”、“成田空港Airport”の3つの公衆無線LAN 接続サービスに対応致します。

【ワイヤレスゲートに関する一般からのお問合せ先】
(株)トリプレットゲートコールセンター
TEL: 0120-779978
E-MAIL: info@wi-gate.net