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東芝、米国でウェスチングハウス社が新規原子力プラントを受注

2008-06-07 18:52:43 | Weblog










ウェスチングハウス社による米国での原子力発電プラント受注について


-スキャナ電力子会社との原子力プラント2基に関するEPC契約*1を締結-


 当社のグループ会社であるウェスチングハウス社は、米国ショー・グループ(The Shaw Group Inc.)とともに、米国スキャナ電力の子会社であるサウスカロライナ・エレクトリック&ガス・カンパニー(SCE&G)と、新規原子力プラントの建設に関する契約を締結しました。

 今回締結したのは、SCE&Gが運営するV.Cサマー発電所に新規に建設を計画する2号機、3号機向けの、110万キロワット級原子炉「AP1000*2」2基及び原子炉周辺設備の納入、エンジニアリング、建設工事等を含めた全体のプロジェクトに関する契約です。今後は、本契約に従い、2016年以降の運転開始を目指します。

 現在、米国では30基以上の原子力発電プラントの新規建設計画が発表されています。
また、世界各国において電力の安定供給と地球温暖化防止の観点から、原子力発電プラントの新規建設や既設プラントの効率向上が求められています。このような背景のもと、当社とウェスチングハウス社は、今後も市場の要望に応じた、積極的な受注活動を展開していきます。


【 契約対象プラントの概要 】

 V.Cサマー発電所 2号機、3号機

 電気事業者:サウスカロライナ・エレクトリック&ガス・カンパニー及びサンティ・クーパー
 所在地:米国サウスカロライナ州
 受注範囲:110万キロワット級原子炉「AP1000」2基を含む建設工事一式
 運転開始:2号機:2016年(予定) 3号機:2019年(予定)

*1:EPC(Engineering Procurement and Construction)契約:設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)を含む、建設プロジェクト全体の一括契約

*2:従来型の軽水炉プラントに静的安全設備を大幅に採り入れることにより、安全性と経済性をさらに向上させた最新型の加圧水型原子炉。米国の原子力規制委員会(NRC:Nuclear Regulatory Commission)の型式認定取得済。





東レ合繊クラスター、ポリエステルに吸・放湿性と吸水性を付与した新素材「クライマドライ」を開発

2008-06-07 17:01:27 | Weblog










ポリエステル快適機能性新素材“クライマドライ”の開発・展開について

~東レ合繊クラスターの新規加工技術、吸湿・吸水・速乾性を付与し、快適な着心地を実現~


 東レ合繊クラスターはこの度、ポリエステルに吸・放湿性と吸水性を付与した新素材“クライマドライ”を開発しました。産地の復権と日本繊維産業の発展を目指して立ち上げた東レ合繊クラスターは、2004年11月の設立以来約3年半が経過し、開発した成果物をいかにして販売していくかというマーケティング面を充実させる時期に入っています。今回の取り組みでは、ファッションテキスタイルの分野で強い販売力を持つ東レを、東レ合繊クラスターの販路の一つとすることで、産地の高い技術力を駆使したハイエンドな商品を、より大きく展開していきます。東レ合繊クラスターは東レを通じ、この新素材を、高感性・高質感と快適な着心地が同時に求められるファッション衣料の各用途に向けて、2009年春夏シーズンを皮切りに発売します。販売量は、初年度15万m/年、3年後50万m/年を計画しています。

 “クライマドライ”は、東レ合繊クラスターの「ナノテク素材分科会(委員長会社:小松精練(株))」で開発した新しい加工技術を使用しています。従来の樹脂加工とは異なり、新しく開発した吸湿・吸水モノマーを、特殊な方法を用い繊維表面上でポリマー化させることで、強固に接着させる加工技術です。これにより、洗濯耐久性の高い吸・放湿性、吸水性の付与を可能にし、加えてポリエステルの特長である速乾性との機能複合により、快適な着心地を実現しています。
 東レ合繊クラスターは今回開発したこの素材を、独自の差別化原糸を活用した高感性素材をファッション衣料向けに展開している東レを通じて展開し、高質感と快適な着心地を両立させた素材としてファッションマーケットに広く訴求していきます。

 レディスファッションにおいては、新しい素材感や洋服のフォルムの創造が絶えず求められる一方、快適な着心地という要素は今や不可欠になっています。また、地球温暖化による平均気温の上昇によって、春夏シーズン向けに開発した素材が、より幅広いシーズンで展開される傾向にあります。“クライマドライ”はこうしたファッションマーケット、消費者のニーズに応える快適機能性ファッション素材と言えます。

 東レ合繊クラスターは今後も、日本繊維産業の持つ高度な技術力によって、ファッション性と機能性を併せ持つ優れた新商品を開発し、世界市場に向けてグローバルに販売を図っていきます。

 “クライマドライ”の詳細は以下の通りです。




1.商品名
 “クライマドライ”(英文表記:CLIMADRY)

2.商品特長
(1)本来湿気をほとんど吸わないポリエステル素材でありながら、優れた吸・放湿性を有するため、着用時の衣服内に生じる湿気(水蒸気)を素早く吸収し、外気に放出することで蒸れ感を軽減し、快適性を高める。
 1)吸・放湿指標:(例:ポリエステル100織物:ΔMR値(※):2.0%レベル)。
 2)衣服内湿度:綿の吸・放湿挙動に類似(※小松精練(株)人工気象室実験結果)
 ※ΔMR値=(30℃・90%RHでの平衡吸湿率)-(20℃・65%RHでの平衡吸湿率)
(2)高い吸水性。(例:ポリエステル100織物:吸水性:5.0秒以下※JIIS L1907法)
(3)速乾性。(例:ポリエステル100織物:乾燥速度:40分※小松精練(株)評価法)
(4)優れた洗濯耐久性。(家庭洗濯20回後も吸・放湿性、吸水・速乾性は80%以上を維持)

3.技術概要
(1)東レ合繊クラスターの「ナノテク素材分科会(委員長会社:小松精練(株))」で開発した新しい加工技術を使用している。
(2)新しく開発した吸湿・吸水モノマーを、特殊な方法を用い繊維表面上でポリマー化させることで、強固に接着させている。

4.特許出願
 3件(関連特許含む)出願済み。

5.販売計画
 初年度15万m/年、3年後50万m/年

6.展開用途
 婦人ブラウス、ドレス、パンツ、紳士パンツなど

以上


*参考画像あり。





日産自、「低フリクションシートベルト」と「後席シートベルト自立バックル」をセットで採用

2008-06-07 14:46:47 | Weblog










日産自動車、「低フリクションシートベルト」と「後席シートベルト自立バックル」のセットでの採用を開始


 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、シートベルトの着用を促進することを目的に、「低フリクションシートベルト」と、「後席シートベルト自立バックル」を本年6月に発売する「ティアナ」以降、今後発売する新型車に順次セットで採用する。また、現行モデルについてもマイナーチェンジ等のタイミングを捉えながら順次採用を進め、3年以内を目処にほぼ全車(*1)に採用を拡大する。

 日産は、2015年に日産車がかかわる死亡・重傷者数を半減させる(1995年比)という目標を掲げ、安全なクルマづくりに加え、交通環境への取り組みやドライバーへの啓発活動等に取り組んでいる。実際に発生している交通事故の分析から、シートベルトを着用している場合、着用していない場合に比較して、死亡・重傷者数が前席で約1/6、後席で約1/3に減少(*2)することが分かっており、日産ではこれまでもハローセーフティキャンペーンなどを通じて、シートベルト着用の啓発活動を積極的に実施してきた。今後採用を拡大する「低フリクションシートベルト」と、「後席シートベルト自立バックル」は、シートベルトの着用を促進する取り組みの一環であり、具体的な装備概要は以下の通りである。


■低フリクションシートベルト(*3)
 シートベルトの着用を促進するため、引き出し易く、着用時の快適性を向上させたシートベルト。ウェビング(シートベルトの帯部分)の織り方を正則織から変化杉綾織(*4)に変え、ウェビングを柔らかく、曲がりやすくすることで、シートベルト引き出し時の抵抗で約10%低減、着用時の圧迫感で約20%の低減を実現した。

■後席シートベルト自立バックル(*5)
 後席シートベルトの着用促進を目的に、差込口の位置が分かり易く、装着しやすいよう、自立させたシートベルトバックル。

*1:日本向け車。ただし、商用車、OEM車等、一部車種を除く。
*2:出典:警察庁交通局報告書「シートベルト着用状況について」(2007.11.8発行)。
*3:2007年8月発売の新型エクストレイルで世界で初めて採用した。
*4:端部と中央部の織りピッチを最適化した織り方。
*5:2008年5月現在、プレジデント、シーマ、フーガ、スカイラインセダン、スカイラインクーペで採用済み。


以 上





クボタ、後方小旋回型ミニバックホー「U-15-3S」をモデルチェンジ

2008-06-07 10:01:46 | Weblog










小型建設機械(1.5トンクラスミニバックホー)をモデルチェンジ

~振動を低減、盗難防止装置を標準装備~


 当社は、クラス最高水準の作業性能を持つ後方小旋回型(※1)ミニバックホー「U-15-3S」をモデルチェンジし、「U-17」を発売します。

※1.旋回時に本体後部が走行部の幅内に収まるボディ形状・寸法を持つモデルのこと。狭い場所での作業に適している。


【商 品 名】
 クボタ後方小旋回型ミニバックホー
 「ゼフシリーズ U-17」

【発 売 日】
 平成20年6月1日

【価   格】
 メーカー希望小売価格(税込)
 3,213,000円~

【主な特長】

○走行振動を低減
 走行部のクローラ(※2)形状の変更と、従来機に比べ定格出力が約1.2倍の大排気量エンジンの搭載により、走行振動を低減しました。新エンジンは国土交通省排ガス第3次規制だけでなく、米国EPA(環境庁)Tier4排ガス規制値にも適合し、環境にも配慮しています。
 ※2.無限軌道。建設機械などに見られるベルト状の履帯(りたい)を持つ走行装置。

○クボタ独自の機能を装備
 キーに埋め込まれたICチップの認証で始動を制御する盗難防止装置(「SSキー」)や、運転時の注意事項・故障診断・対処方法などを日本語表示する「自己診断機能付液晶ディスプレイ」など、当社独自の機能を標準装備しました。

○油圧ホースを内装化
 作業機や走行部周辺の油圧ホースを内装化し、損傷の危険性を低減して耐久性を高め、スマートなデザインにしました。

【販売目標】
 初年度600台