絶対にどこかで見ていた顔

2022年05月22日 16時07分00秒 | 巻二 起居注
ある日、通勤途上、ターミナル駅で雑踏の中に歩くある男性が目に入った。


このひと、絶対見たことある。
それも、日常的に見ていた。


だれだ?


いや、名前も人となりもわからないし、喋ったこともないのは記憶の上で断言出来るのだが。

だれだ?っけ?


考察材料。

そう遠くない過去に、頻繁に目にしていた。
仕事関係や近隣住民ではない。

となると、通勤でよく見かけるひとか?

ここまではなんとなく絞り込んだが、その先がわからない。

このもどかしい感じ。

自分の往復通勤のルートを頭の中で辿る。
数年前まで遡って、複数のルート、手段を。



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しばらくして、思い出した。

突き止めた!


やはり、通勤途上の顔。

今は乗っていない時間帯のバス。
つい2年くらいまでは乗っていたか。

電力ビル前から乗ってくる男性。


そうそう。

なんとなく女性的な雰囲気を醸し出している方。
傘が、独特な形状の。

だから印象に残っていた。


ああ、スッキリした。

やっぱり、当時とは動線が違うよなあ。

この日だけだったのか、転勤したのか。


とか、いろいろかんがえる。
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