母親について書きたくなりました。
76歳で亡くなるのですが、亡くなる前の10年は何を考えてるのかわかりませんでした。
子供からお金を巻き上げ目を盗んでパチンコにいき、メンタルの病院で私のことを悪く言い、一日テレビをみてました。
印象としてはお金のことしか考えてないといいう感じです。
正直、愛想が尽きてました。
55歳で仕事を辞めたのですが、仕事をしてる時は我慢をして優しいところもあったのですがやめてからは坂道を転がり落ちるように人格が廃れていきました。
重度の発達障害があったのですが、何を話しても理解できないという感じで、見放したら死にそうな気がして見放せないという感じでした。
私が仕事辞めて収入がなくなると、生活保護のほうがいい生活ができると思ったのか私のことを追い出して一人暮らしになりました。
何か月かで私が仕事を決めると泣きながら「生活が苦しいから帰ってきて」と懇願しました。
生活保護の額が思ったより少ないといってました。
私を追い出したのは正月でした。
こんな積もり積もった感情があったのですが、憎めないところもあり、最近そんな感情を思い出します。
多分、あまりにも短絡的なので怒る気がしないのです。
でも、困ったときに側にいてくれるようなところはありました。
銀行をやめた時に母親が一緒に住んでくれなかったら、本当に絶望でした。
頼る人は親しかいませんでした。
そこは頭が柔らかい時期に性格がヨガまなくて済んだところです。
あと、小学の低学年の親の援助が必要な時期はよくしてくれました。
こうしてみるとうちの親は自分より弱い存在には優しくて強い存在には反発するようです。
私もそういうところあります。
亡くなって3年がたち、親に対する優しい感情も復活してきてます。
長い時間というのは対人の感情をダメにするところがあるようです。
長い付き合いは行き詰った感じが出てきてどうしょうもなくなるみたいです。
数年おきにリフレッシュして感覚をするどくしないといけないですね。
親といえども上司といえども友達といえども、ときにはバッサリ切り落として次の場所に行く勇気が必要なんでしょうね。