僕が死んだ夜 22
作 / nana℃
友紀が死んだ夜は粉雪が降る寒い日だった。
俊はメディアに口を開かない。
リーはアメリカに行った。
千草からの着信を僕は取れなかった。
悲劇のピアニストが死んだ夜は星が降っていた。
そんな記事が紙面を飾った。
悲劇のヒロインはもう二度と鍵盤に触れることはない。
この世界の音楽が途切れたような気がした。
犯人は指名手配。
大柄な男で友紀のファンだったのではないかと報道された。
メディアは本当に嘘つきだ。
ピアノさえなければ友紀は死なずにすんだのかもしれない。
それが僕はすごく悲しかった。
僕らは出逢う
奪い合うために
補い合うために
失う痛みは
いつか僕らの言葉を奪っても
今はまだきみの夢を
見果てぬ明日をこの手で
僕らは出逢う
たくさんの涙が空に消えるため
たくさんの涙が海に消えるため
次回に続く
プロフィール
名前:魔女っこ kirara・*★
性別:女性
現住所:大阪府
誕生日:09月22日
自己紹介:nana℃(ななど)といいます。
小説、脚本、音楽関係のお仕事などをしています。
一口メモ1
―今日は、西向天神に行って来ました。―
今日は、我が師(石坂まさを先生)と一緒に、我が師と藤圭子さん(宇多田ヒカルさんのお母さん)の二人を一夜にしてスターにした、今なおあの歌謡界の伝説となっている25時間キャンペーン(このときに、このキャンペーンに参加したTVやラジオ、新聞、雑誌などのマスコミは、生放送番組を含め約80社です。)の出発地点である、いわば我々にとってはひとつの聖地とも言える、西向天神の大祭に行って来ました。その理由は、やがてみなさんに分かると思います。(笑う)
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一口メモ
宇多田ヒカルというと、1stアルバムの『First Love』が、いきなり国内外で約1000万の超メガヒットになる売り上げをし、彼女がそれをきっかけに日本の音楽業界で神話的な存在になり、日本の音楽史上歴代1位のとなる超スーパースターになったことは、あまりにも有名な話です。しかし、彼女の本当の才能を開花させる基本は、彼女自身が幼い頃からアメリカンスクールに通い、唯一世界に通用する歌や映画づくりやショービジネスの本場であるアメリカで生活していた、“帰国子女”であったということではないでしょうか。そして、それが世界の音楽市場の厚い壁を突き破ると同時に、日本での“R&B”の彼女独特の“音楽の世界”を生み出し、超スーパースター「宇多田ヒカル」という、日本一のブランド名が創りあげられる、大きな要素になっているような気がします。
当関連ブログ
OCNブログ「おとぎのお家」
http://wildboar.blog.ocn.ne.jp/blog/
アメーバーブログ「おとぎのお家と仲間たち」
http://ameblo.jp/phoenix720/
gooブログ「おとぎのお家と青い鳥」
http://blog.goo.ne.jp/dream511/
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OCNCafe「Fairy Land」
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ヤブログ 「おとぎのお家と愛の家」
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エキサイトブログ「おとぎのお家と愛の歌」
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