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エコール明大前

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和歌の修辞技法を覚えよう

2006-07-30 20:30:52 | 古典
はい、注目!今日は掛詞縁語の復習をしよう!

A.掛詞(懸詞)
 掛詞とは、主に和歌の修辞法の一つで、同音異義を使って二つ以上の意味を持たせたものである。つまり、一種のダジャレやねダジャレ好きなお父さん方は、「掛詞」という高尚なテクニックを披露しているわけやね

例  大江山いくのの道の遠ければまだふみも見ず天の橋立

「いくの」は「生野」(地名)と「行く」、「ふみ」は「文」と「踏み」を掛けていて、「大江山や生野を越えて行く道が遠いので、まだ手紙も見ておりませんし、天の橋立など踏んでもおりません。」と訳す。


※その他覚えておかなければならない掛詞
1.「秋」と「飽き」  2.「枯れ」と「離れ」  3.「眺め」と「長雨」
4.「松」と「待つ」  5.「逢ふ」と「逢坂」  6.「降る」と「古る」
7.「心」と「浦」   8.「夜」と「寄る」   9.「浮く」と「憂く」
10.「嘆き」と「投木」 11.「無き」と「泣き」  12.「葵」と「逢ふ日」



B.縁語
 縁語とは、わざわざ強引に、ある言葉との縁(関係)のある言葉を使う用法。(掛詞と関わることが多い)

例  1.川 → 波・立つ・沈む・流る・探し・むすぶ・せきとむ・底
   2.露 → 消ゆ・置く・葉・むすぶ
   3.弓 → 張る・引く・押す・射る・かへる
                           など


さて、みんな授業で出てきたことなので、しっかり復習しておくようにね

 よし、ではこれからも頑張ろう

主語の判別

2006-07-30 09:36:12 | 古典
 今回は「桜塚やっくん」調でお読みください。

 「はい、注目!ただいまより、○○○○(塾名)国語科の緊急集会を行う。今日呼び出したのは他でもない、メンバーの塾生に『主語の判別の仕方知ってるかい?』と尋ねたら、『あ~、人魚と間違われるやつ』って答えやがった。それは主語じゃなくてジュゴンだろうが!古典の授業でジュゴンとマナティの判別してどうする!がっかりだよ!ジュゴンとマナティの見分け方は尻尾の形だろうが!・・・豆知識だよぉ。
 ということで、今日は主語の判別の仕方を復習しようと思う。」

 (ここからは、まじめに復習!)

主語の判別
敬語に注目する。尊敬語が用いられる人と、そうじゃない人を区別して主語を見分ける。

主語同一→接続助詞の「」に注目する!

主語変換→接続助詞「」「」「」に注目する!

2、3については100%ではないのだが、非常に有効な手段なので具体的には授業で説明したことをばっちり見直してね。


問題:次の文中の1~8について主語を次のABCの中から選びなさい。(A男、B大切に育てられた娘、C親)

 昔、男ありけり。人の娘のかしづく、いかでこの男にものいはむと1思ひけり。うちいでむことかたくやありけむ、2もの病みになりて、死ぬべき時に、かくこそ3思ひしか4いひけるを、親、聞きつけて、泣く泣く5告げたりければ、6まどひ来たりけれど、7死にければ、つれづれと8こもりをりけり。(伊勢物語)

 さぁ、分かったかな?答えが分からない人は聞きにおいで!またな

「し」の識別

2006-07-29 19:56:48 | 古典
 本日は、「し」の識別を復習しよう!
 これは、授業でやったばかりだから、もう大丈夫だね?

「し」の識別
過去の助動詞「き」の連体形

サ変動詞「す」の連用形

強意の副助詞「し」「しも」

 この3つを覚えておけば良いよね?とにかく、見分け方のコツを思い出して、練習しておけばOKしっかり、頑張ろうぜ!
 では、問題。
次の例文の「し」を識別しなさい。
1散り桜よ。

2狩けり。

3国恋し。

解けましたか?大丈夫だよな?

答え:1過去の助動詞
   2サ変動詞
   3副助詞

 夏期講習でやっていることをとにかくしっかり復習することね

「けれ」の識別を覚えよう

2006-07-26 15:38:07 | 古典
 はい、注目!
 本日は、「けれ」の識別を覚えよう!

 何度も言うが、とにかく用言・助動詞の知識がないのは古文を読む上で最悪だ!特に、古文の問題の大半が助動詞がらみであることから、とにかく何度も何度も助動詞の確認をして、本文を適切に品詞分解できるようになろう。文法書のほとんどが用言や助動詞の説明に割かれていることを十分認識しておこう

 では、本日のお題、「けれ」の識別だ!

けれ」の識別
連用形+けり→過去の助動詞

形容詞の活用語尾

形容詞型活用の助動詞の活用語尾

となる。

 では、早速、問題を解いてみよう!
問:次の例文の「けれ」を文法的に説明しなさい。

1七夕祭るこそ、なまめかしけれ

2これは龍のしわざにこそありけれ

3見に行かまほしけれど、さらに道も覚えず。


さぁ、解けたかな?このくらいは見た瞬間的に答えが出てこないとダメだよ



答え
1形容詞「なまめかし」の活用語尾
2過去の助動詞「けり」の已然形
3希望の助動詞「まほし」の活用語尾

頑張れみんな

活用語はもう大丈夫だろうか?

2006-07-25 16:31:11 | 古典
 もうこのブログを書き始めて3ヶ月ほどになりますが、一番最初のお題であった活用語はみんな覚えてるよね?
 塾での授業では、もう去年からしつこく言っているもんな

 ところで、そろそろ慣れてきた生徒は、ズルをし始めている人もいるかもしれない!もしくはもともとズルしてた人もいるかもしれないが、今までに覚えた活用語を振り返り語尾に注目すると、

活用語尾が
ア段未然形

2「」→連用形終止形

3「」→終止形連体形

4「」→已然形

 というふうに、ほとんど(例外ももちろんある)が識別できる。だから、今までもなんとなく分かるという人もいたはずだ。パターンさえ分かれば、活用語を覚えるのは簡単なのだが、この活用語が分からないと問題はやはり解けないさもう一度、夏期講習前に言っておくが、活用語についてはばっちり復習しておこうぜ!

 そして、これからは問題の読解の仕方を身につけよう

「に」の識別を覚えよう

2006-07-13 15:38:33 | 古典
 はい、注目!今日は、非常にめんどくさい「に」の識別を覚えよう 


「に」の識別A.連用形 + に →完了・強意の助動詞「ぬ」の連用形
 (連用形 + に +「き」「けり」「たり」「けむ」)
※格助詞の「に」のこともある。
    ①目的を表す。(~するために)  例→男、女求めに都へ行く
    ②強調を表す。(ただひたすら~) 例→受けに受く

B.連体形・体言・(助詞) + に →「に」を「~で(ある・あり)」と訳してみる。
1.訳せたら→ 断定の助動詞「なり」の連用形
2.訳せなければ → 助詞  ※体言 +に→格助詞
               連体形+に→接続助詞(「~ので」「~けれども」「~と」と訳せる。)・格助詞
   (連体形・体言・助詞 + に +(助詞) + 「あり」「おはす」「おはします」「侍り」「候ふ」 この場合、「に」は断定の助動詞「なり」の連用形)

C.ナリ活用の形容動詞の連用形の一部   
   ※目安  あはれ+に   例→あはれに
         ~か+に   例→静かに
         ~げ+に   例→うつくしげに
         ~ら+に   例→清らに
D.ナ行変格活用「死ぬ」「往ぬ(去ぬ)」の一部

E.副詞の一部  例→「げに」「うとに」など


 さてさて、「に」の識別はちょっとやっかいやなしか~し、問題としてはこれも非常によく出題される項目なので、絶対に覚えておこうな

 例題は、わたしのところに取りにおいで

 夏期講習前に基本事項はきっちり整理しておこうぜ

「らむ」の識別を覚えよう

2006-07-11 15:02:22 | 古典
 さて、久しぶりに今日は識別を確認しよう!

 はい、注目!

 本日は「らむ」の識別を確認しよう


「らむ」の識別

1.終止形orラ変型の連体形+らむ→現在推量の助動詞「らむ」

2.ラ変動詞の活用語尾+助動詞「む」 例:あらむ・はべらむ

3.形容詞の活用語尾+助動詞「む」  例:高からむ

4.サ変動詞の未然形or四段動詞の已然形+らむ→完了存続の助動詞「り」の未然形+助動詞「む」

5.完了存続の助動詞「たり」の活用語尾+助動詞「む」
 
 まずは上記5つを暗記しよう!実は、これもよく出てくるので、受験生は必ず覚えなきゃあかんよ


 では、問題!次に例文中の「らむ」を識別しなさい。

1かたちのすぐれたらむぞあらまほしき。
2化粧したらば、うつくしからむ
3娘ただ一人侍らむ
4いかにおぼつかなく思ふらむ


 さて、解けたかな?この程度の問題はスパッと解けないとダメだよ文法事項がまだまだの生徒は急いで復習あるのみ!そして、質問にすぐ来ること!OK?


(解答)
1完了の助動詞「たり」の活用語尾+助動詞「む」
2形容詞の活用語尾+助動詞「む」
3ラ変動詞の活用語尾+助動詞「む」
4現在推量の助動詞「らむ」

敬語の復習2

2006-06-25 12:41:02 | 古典
 はい、注目!
 本日は、敬語の復習2ということで、まずは、絶対敬語の確認をしよう

絶対敬語
奏す
・サ変動詞
・「言ふ」の謙譲語
・訳「(に)申し上げる」

啓す
・サ変動詞
・「言ふ」の謙譲語
・訳「(中宮、春宮に)申し上げる」

「絶対敬語」は上記2つを覚えよう!そして、忘れちゃいけないのは敬意の方向が決まっているので、勘違いしないことだ

 とにかく、これは覚えているかどうかだけがすべてなので必ず暗記しておこうね。難しい話題じゃないんだけど、知らない人がいるから注意ね。

副詞の呼応を覚えよう

2006-06-17 13:01:14 | 古典
 はい、注目!本日は「副詞の呼応」を覚えよう。まずは下記の7つをしっかり確認しようぜ

え~打消→訳し方「~できない
さらに~打消→訳し方「全く~ない
つゆ~打消→訳し方「少しも~ない
をさをさ~打消→訳し方「ほとんど~ない
いと~打消→訳し方「たいして~ない
ゆめゆめ~打消→訳し方「決して~するな
な~そ→訳し方「~するな

 副詞の呼応は他にもたくさんあるが、打消語と呼応するものや禁止になるものを今回は絶対に暗記しておこうこれらは空所補充問題や口語訳の問題として頻出事項なので必ず暗記しておくようにな

 さてさて、用言や助動詞などはもう完璧だよね?基本文法が確認できたら、あとは語彙力がものをいう!すでに公開してある、重要語句なども含めてしっかり暗記しようぜ!細かな点は授業で説明しているのを覚えて、使いこなせるように練習あるのみ。ただ単なる暗記にならず、私が教えたテクニックもそろそろ自分たちで使えるようになろうぜ!

副助詞「だに」「さへ」「ばかり」を覚えよう

2006-06-15 23:14:48 | 古典
 はい、注目!本日は副助詞「だに」「さへ」「ばかり」を覚えよう。

「だに」
類推訳し方「~さえ
最小限の希望訳し方「せめて~だけでも


「さへ」
添加訳し方「~までも


「ばかり」
程度訳し方「~くらい・~ほど・~ころ
限定訳し方「~だけ

 これらの他にも副助詞はあるが、入試問題を解く上でまず知っておいて貰いたいものを上げておいた。とにかく、口語訳の問題や用法を問うたり、同一の用法のものを選ばせる問題が非常によく出題されるので、絶対に暗記しておこう
 課題のプリントにも載ってるので、問題をいくつか解いてみてね
 では、今日はあっさりとこのへんで頑張れ!