
本日は、「けれ」の識別を覚えよう!
何度も言うが、とにかく用言・助動詞の知識がないのは古文を読む上で最悪だ!特に、古文の問題の大半が助動詞がらみであることから、とにかく何度も何度も助動詞の確認をして、本文を適切に品詞分解できるようになろう。文法書のほとんどが用言や助動詞の説明に割かれていることを十分認識しておこう

では、本日のお題、「けれ」の識別だ!
「けれ」の識別
1連用形+けり→過去の助動詞
2形容詞の活用語尾
3形容詞型活用の助動詞の活用語尾
となる。
では、早速、問題を解いてみよう!
問:次の例文の「けれ」を文法的に説明しなさい。
1七夕祭るこそ、なまめかしけれ。
2これは龍のしわざにこそありけれ。
3見に行かまほしけれど、さらに道も覚えず。
さぁ、解けたかな?このくらいは見た瞬間的に答えが出てこないとダメだよ

答え
1形容詞「なまめかし」の活用語尾
2過去の助動詞「けり」の已然形
3希望の助動詞「まほし」の活用語尾
頑張れみんな
