町医者のブログ

医療情報ほか、気になる話題を考えましょう。

敬老の日、本日は祝日休診です。

2018-09-17 06:59:40 | 挨拶

今日は敬老の日、諸先輩方に敬意を表するとともに、人口減、高齢者の定義と誰もが迎える加齢、生き方の多様化など多く考えなければならないのでしょうか。

働き方改革など言われておりますが、これまで人口減でのGDPの増加はとされております。AI技術の導入も言われておりますがいかがでしょうか。

高齢者の定義は、65歳になっております。健康保険では70歳から高齢者保険(75歳から後期高齢者保険)ですが、元気な方は元気です。70歳でも何らかの形で就労している方が多いと感じます。公務員、会社員なら定年後の生き方の多様性、選択肢を多くしておく必要がありそうです。医療費・介護費・年金など含めた社会保障費は増加をしておりますが、受給者がそれ以上に多くなっておりますので一人当たりにしては実質減額になっているのではないでしょうか。

医師の働き方改革では、特に若い医師は時間外勤務と、自己研鑽の線引きは難しいところです。卒後数年~10年更に、覚えるきことは多くあります。臨床は医学部教育では教えてもらうものではないでしょう。医師の労働基準法の適用は確か5年先送りされております。勤務医ですと大学病院では講師以上くらいから裁量性が適用される?他病院では、裁量性を適用してくる(建前は選択性ですが)のではないかとの記事を読んだことがあります。

私も、一開業医ですが、できるだけ今でも自己研鑽は積んでいいるつもりです。少なくとも内科系の疾患治療のガイドラインは大まかには分かるようにして、診断、治療のアルゴリズムも目を通しておくくらいですが。開業医ではできる範囲は多くはありませんが。私は、大学での研究などには向かず(マウスの実験などは行いましたが)、医師免許取得10年~で開業いたしました。開業後14年~が経ちます。当院での診療体制の適正化、職員の雇用の確保・継続は急務で・限界をむかえております。最近の医療改定ごとに、更に来年の消費税10%(院内調剤の限界?、購入する薬には消費税が発生しておりますが、保険医療には消費税非課税です)、医療環境は良くはならないでしょう。診療スタイル・理念は変えられえません。最大の悩み事です。

当面は、平常診療を予定しております。

9月29日土曜日の診療は、不確定なので(少なくとも受付終了時間を早めることは行います)できるだけ他の都合の良い日に受診下さい。

受診前には、このブログ・ホームページ(リンクいたします)を確認の上来院していただけますとご迷惑をお掛けすることが少ないと思います。

*診療情報に関しての電話での問い合わせは、できるだけお控え下さい。今の医院の体制では対応が困難なことがございます。

 

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