私は、本日休診日で、比較的のんびりとした日を過ごしておりました。
報道番組にて、国会議員の肺がん患者さんに対するヤジ発言には認識の感覚での違和感を感じざるを得ませんでした。
肺がんでは、喫煙では肺がんの発症リスクを増やすことは指摘されております。また、他のがんリスクを増すとされております。これには医学的根拠のあるものです。残念か幸いか、私は喫煙ができません。学生時代にはカッコいいなで数本練習を致しましたが全く受け付けませんでした。
タバコでは、主流煙では高温でタバコが燃えているので、副流煙(受動喫煙を含め)では低温で燃えているために有害物質が多いとされております。ホタル族(ベランダなどで喫煙をする)などでも、その家庭のお子さんの尿から喫煙の代謝物質が検出されるようです。
約2年後に、東京五輪を控え、喫煙対策はここ数回の五輪では、ロシア・ソチ五輪開催の際、喫煙は制限されております。五輪開催国は原則公共の場での喫煙は制限されるのは法的に対応していくべきと考えます。本邦の公官庁でも完全禁煙がなされておりません。群馬県内でも完全禁煙の市町村市役所・分所・支所・役場でも幾つかに自治体に限られております。また、教育の場、学校でも完全禁煙を行っている学校でも少ないのではないでしょうか。
欧米では、20本で、日本円換算で1000円前後以上致します。本邦では税収としては大きいものかもしれませんが、喫煙が原因で肺気腫やCOPD(閉塞性肺疾患)、肺がん・他がんを発症した時の医療費を計算して現状の400円強、から今後、約500円のなるようですが、国には充分なお金がありません(本邦の格付けは、なんやかんや言われている、イタリアよりも低いですから)。
飲酒に関しては、個人的には好きです。休診日の飲酒はしておりますが、時に多く飲んでしまうこともあり、また、休診日には夕方に多少飲むことはありますが、少なくとも21時以降は飲まないようにしております。
飲酒での肝臓の機能異常は、禁酒にてウィルス性肝炎など無ければ改善しますが、肺は不可逆的な変化になります。
今日は夏至でしたが、この地域では特別、何か行事はありません。
明日22日金曜は、午前午後ともに通常診療です。