町医者のブログ

医療情報ほか、気になる話題を考えましょう。

群馬の大地震、揺れ強かった

2018-06-17 18:01:48 | 挨拶

数時間前に、群馬県南部を震源とする大地震がありました。渋川では震度5弱です。みどり市は震度3、先ほどの気象庁の会見では、このエリアでは観測史上最大の規模の地震とのことです。通常、緊急地震速報は揺れの前に鳴るものと思っておりましたが、直下型では揺れの後に緊急地震速報が鳴りました。地震では先行するP波を感知して発動されるものなので直下型では当然ですが、怖いですね。最近の千葉県周辺を震源とする地震が多く報じられております。首都直下型地震との関連は?心配ではあります。

深夜に更新した、ブログ内で、子宮頸がんワクチン(ヒトパピロマウィルスワクチン)のことを書きました。偶然か、今日の読売新聞、群馬版では婦人科の先生が取り上げておりました。子宮頸がんワクチン(ヒトパピロマウィルスワクチン)の接種にて、約70%の子宮頸がん抑制効果があります。また、海外での多価ワクチンでは、約90%の子宮頸がん抑制効果があるようです。現在、子宮頸がんワクチン(ヒトパピロマウィルスワクチン)は、予防接種法の定期接種に位置付けられております。定期接種の年齢であれば無料で接種できます。現状、積極的接種を控えるスタンスです。当院では、希望がありましたら通常に接種いたします。国内認可のワクチンは、2価のサーバリックス、4価のガーダシルがございます。事前に予約、できればご説明をさせていただくために受診(定期接種目的では費用は発生いたしません)をお願いいたします。任意接種での万一の副反応の補償より、定期接種での補償は手厚いです。現在、子宮頸がんワクチン(ヒトパピロマウィルスワクチン)接種後の副反応が疑われている事例は司法に判断が委ねられております。

米朝首脳会談後、ミサイルが上空を飛ぶことは当面なさそうですが、日朝間は難しい問題がありそうですね。北朝鮮には戦争に伴う補償も相当要求されるでしょう。北朝鮮の外交は以前から能力があると報じられておりましたが、北朝鮮主導で進んでいる感があります。

明日18日月曜日は、午前午後ともに通常診療です。

6月以降も、通常診療日の午前・午後に検査枠はございます。胃カメラ・超音波検査を通常に行っております。

今年の夏季休診は、8月9日(木)~8月16日(木)の予定です。

当院ホームページ(リンクいたします)も更新いたしました。アクセスください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

診療情報に関しては、ブログ・ホームページを確認しての受診をお願いいたします。

2018-06-17 00:42:44 | 挨拶

昨日、16日の午後診療の急な診療変更など、本ブログ・ホームページ(リンクいたします) を受診前に確認をできるだけお願いいたします。

私の診療理念としては、診療日には通常な診療を行うことにあります。また、朝の診療の方と、午後診療の最後の患者さんを同様に診察していくことです。本邦の医療制度では、朝の診療でも、最終診療の患者さんでも診療報酬は同一です。医療者側と逆に考えれば当然のことです。同じ診療内容が当然です。この理念は、開院時より同様に行っております。午後診療の一部の患者さんに対しては、血液検査の集配の問題(当院では委託検査会社の集配が、18:20の制約はございます)がありますが、影響の無い項目の検査になります。後日必要がありましたら再検査を致します。

子宮頸がんワクチン(ヒトパピロマウィルスワクチン)の、危険性と効果に関しては、世界的な認識では、効果>副反応です。現状、副反応の事例とワクチンの因果関係は否定的です。本邦では年間約1万人が罹患し、約2000~3000人が命を落とします。昨今、世界的な情勢ではワクチン接種の推奨です。本邦では司法判断に委ねられていることもあり政権・厚労省では司法判断結果にて対応は変わるでしょう。現状では、予防接種法の定期接種の位置づけです。私は定期接種該当の娘には積極的接種推奨をしない中でも接種いたしました。妻の理解もありましたが。ワクチンの有益性と副反応を鑑みますと、有益性がはるかに上回ります。日本人は予防接種は安全でなければいけいないとの考えは国民性から当然とも考えます。しかし、年間約1万人の子宮が、妊娠適齢期に摘出されてしまい、なおかつ子宮頸がんの治療は、子宮摘出、ステージのよりますが骨盤内全的術、放射線治療、プラチナ製剤主体の古典的抗がん剤療法を要します。政治判断でしたら早期に積極的接種、なされなのなら定期接種の内に接種(万一の副反応の際、任意接種より手厚い補償がなされます)を検討ください。私は、ワクチン接種にて回避できる疾患は回避して、多少のリスクは負うものとの考えです。通常ローリスク、ハイリターンはありません。

同様に、帯状疱疹ワクチン、私はビケンの水痘ワクチンにて対応をしていく予定です。帯状疱疹は増加が想定されております。水疱瘡ワクチンが定期化され水疱瘡(水痘)の方に接する機会が少なくなっており、大人の細胞性免疫の低下は否めません。帯状疱疹・水痘の迅速診断キットは院内に常時ございます。帯状疱疹では早期治療介入が有効です。

月曜からは通常診療です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする