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Life is a journey - 3人乗りの船で人生を航海中

「好きなこと」と「嫌いなこと」のミックスでも、何とかなるんじゃないか。

高校1年生 半年が経過。
 
 
クラスや部活動の友達と楽しくやれているようで、なにより。
 
 
学校であったオモシロニュースを笑いながら話してくれる。
 
 
よくもまぁ、毎日、おもしろい事が起こるよね。良かったねぇ、と母は思う。
 
 
 
 
 
 
 
以前、本屋さんで立ち読みした。(買わなくてスミマセン💦)
 
 
USJを再生させた森岡 毅さんの書に、大変感銘を受けた。
 
 
うろ覚えで申し訳ないのですが
 
 
「あなたの強みは必ず「好きなこと」の中にある」というような内容だったと思う。
 
 
 
自分は何をやるのが好きなのか?
「名詞」はいらない。
「動詞」をあげてみる。
 
 
 
何をやることに喜びを感じるのか?
 
 
自分の性質、得意分野を知ることが大変重要であると。
 
 
そして、仕事においては、「好きなこと」で勝負した方が、圧倒的に強いと。
 
 
 
 
 
 
そうだよね。。
 
 
「嫌いなこと、苦手なこと」を克服するのも、人として、もちろん大切だけれど
 
 
仕事においては、
 
 
「好きなこと」の中で、自分の強みを見つけて、そこで戦う方が
 
 
成功にずっと近づける気がする。
 
 
 
 
子供への接し方について、努力しても、どうしても苦手なものについては、
 
 
「なんで、これが出来ないの?まずいよ。。ちゃんと、やれないと!!!」
 
 
「これが得意になればなぁ。○○になれるのに!!」
 
 
そんな風に言って、子供を追い詰めるより
 
 
「○○が出来て、スゴイじゃん!」とプラスの部分を伸ばして、「好きなこと」の中から、「子供の強み」を見つける事も
 
 
親として、忘れちゃいけないな、と感じた。
 
 
 
でも、ふと思う。
 
 
 
 
 
私達は、「好きなこと」を、実際の仕事で、生かせているのだろうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私の時代は、超就職氷河期。
 
 
私は田舎の出身なので、親も超保守的で
 
 
私の「好きなこと」なんて全く目もくれず、「大手企業や銀行、証券など安定した職業に就けたらいいよね。。」と遠い目をして望んだ。
 
 
自分の好きなこと、なんて流暢なことは言っていられない。
 
 
とりあえず堅実な企業に就職できれば、「万歳!」の時代。
 
 
とりあえず引っかかった大手企業の内定を親は大層喜んだ。
 
 
私は、本当はその企業に本気で行きたかった訳ではなく
 
 
最後の最後まで憂鬱だった。
 
 
何故なら、
 
 
自分の不得意な分野の業界だったから。
 
 
計算や勘定。
 
 
規定通りの処理。逸脱は許されない。
 
 
独創性?何言ってんの?
 
 
ここで、そんなことやったら、監査で引っかかるわ。お先真っ暗でっせ。
 
 
入社しても、「ほら、やっぱりね。。」と思った。
 
 
自分の好きな事なんて、1つもない。
 
 
ただただ、お金を稼ぐ手段。
 
 
安定。体裁。親が喜ぶから。
 
 
仕事なんて、どれも、似たようなもんでしょ?きっと。
 
 
慣れれば、もしかすると、楽しくなるのかも知れないと思い
 
 
一生懸命勉強した。
 
 
お陰で、業務には詳しくなったけれども
 
 
だからと言って、「生きがい」を感じるかと言えば、
 
 
全く感じない。
 
 
やっぱり、そうか。。
 
 
2年が経ち、3年が経ち
 
 
業務にも慣れて来て、刺激が欲しくなったので習い事を始めた。
 
 
この習い事が、
 
 
めっちゃ楽しかった。
 
 
習い事が楽しくなればなるほど
 
 
この業務を続けることに疑問を感じるようになった。
 
 
「○○ちゃん、女子が一番輝くのは、やっぱり20代だと思うの!✨
それまでに、良い人を見つけて結婚するのが、結局は幸せなんじゃないかなって最近思うんだ」
 
 
そう言った先輩は、20代後半で同期と結婚した。
 
 
結婚式での彼女、ものすごく綺麗だった。
 
 
キラキラしていて、うわぁ、先輩、本当にキレイだよ。。良かったですね!!
 
 
本気で思った。
 
 
私も、結婚すれば、幸せになれるのかなぁ?
 
 
当時の彼は、やっぱり同じ会社だったので、結婚後の姿は容易に想像できた。
 
 
でも。。。
 
 
なんか、幸せって思えないんだよな。彼の事は大好きだけど。
 
 
何故なんだろう?
 
 
 
 
 
 
今なら、わかる。
 
 
ずっと持っていた「違和感」の正体。
 
 
それは、
 
 
もちろん「結婚していなかったから」では、ない。
 
 
好きな事を仕事にしていなかったから。
 
 
「好き」が全体の中で、1%もなかったから。
 
 
 
 
 
それじゃあ、今の仕事が100%「好き」で構成されているか?
 
 
答えはNo.
 
 
業務自体は、昔の仕事とそれほど変わらないかも知れない。
 
 
それでも、
 
 
毎日は、充実していて、あっという間に過ぎていく。
 
 
何故なら、
 
 
今の仕事には、「好きなこと」がミックスされているから。
*ちなみに、「好きなこと」は、昔の習い事に関連しています。
 
 
「嫌いなこと」も、我慢してやっていける。
 
 
それは、私が年を重ねたせいでもあるだろうが
 
 
「好き」と「嫌い」のミックスでも、仕事は何とかなるんじゃないか。
 
 
「好き」だけ100%の仕事なんて、そうそうないですし!
 
 
「嫌いな事」「苦手な事」でも、収入が高かったり、ライバルが少なかったり、プラスな面もあるかも。。
 
 
私の場合は、その「実」をとった。
 
 
 
息子には、「仕事は給料をもらう手段であーる!自己実現とか、好きなことだけできるとか、そんな、お花畑的な考えでは、甘いよ!!」と伝えている。
 
 
それでも、彼の「好きなこと」がミックスされるような仕事を選んでほしい。
 
 
高校、大学を通じて、じっくり自分を観察して、適性を知ってほしい。
 
 
間違っても、昔の私のように
 
 
「好き」が1%もない
 
 
そんな仕事にはついてほしくない。
 
 
大企業?安定性?体裁?
 
 
今の日本で、安定している企業なんて、あるんかいな?
 
 
父さんも母さんも、体裁なんていらない。
 
 
キミの笑顔が見られれば、それで十分なんだよ。
 
 
 
 
 
 
 
 

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