奇石博物館へ用事で訪れたら、ちょうど企画展の展示準備の真っ最中
「水越亘將の世界」といって、木工細工によるカラクリ。
明日24日から二週間の展示。
といってしまうと、どこにでもあるように感じてしまうが、実物を見ると非常に味がある。
下のハンドルを回すと本体が絶妙な動きをすると共に、飾りも動く。
内部も見られるようになっていた。
水越さんの話では、元々西暦2000年になる前後に色々と騒がれたが、100年前も同じようなことがあっただろう。当時も蒸気機関で何でもできると考えられていて、面白い発想がたくさんあったと思い、面白く感じた。そこで時計をテーマにしたものを作成したが、初期のものは動かなくて、その当時展示していた場所の関係者等が、「動くと面白いのに」という一言でカラクリになってしまったらしい。
それぞれの作品にテーマがあり、上はメカアニマル。下はメカの土台だけど生物的な印象を与えるようにしてある。
作成した人のセンスが非常によく出たような作品ばかりだけど、二次元のデッサンも非常によかった。絵ハガキにするかもといっていたが、本にしてほしいものだ。
18世紀頃の人が考えそうなメカデッサン(意図的)になっていた。
元々は作成する前のイメージ画だったらしいが、これも周囲の一言で何枚も描くようになったとか(笑)
どこか宮崎駿の世界に似ている。
アナログに行き着くと、同じようなデザインにいくみたいだと水越さんは言っていた。
私のお気に入りは下の二つかな
歯車も計算して全て手作りだが、一番難しいのはそれらの部品をいつ組むかということらしい。組み立て順番きちんと考えないと組みあがらないそうだ。
だから、すべて分解できるようになっている。
木材も、使用する部位によって材質を変えないと強度不足や歪みの原因となるそう。
私が居た時は、まだ本体(メイン)が展示されていなかったので、また見に行ってみよう。
忘年会、何か聞いてます?
動くところが素晴らしい。
実物が見たいですが終わっちゃいましたかね。
ただ、時々どこかで展示しているようなので、早めに分かったら連絡します。
こちらに来る時期にうまく合えばいいんですが