失敗の達人とか、入院の達人とか言われながら4回目の入院でやっと魔石を取り出すことができた。
写真は、自宅で洗浄後のもの。
魔石抜いても生きてるけどね。
O本さんに「結石魔神」と言われ、気に入ったので魔石と称してるだけ。
今回は体外破砕手術ではなく、全身麻酔を使った内視鏡手術なので4日間の入院だった。
昔やった時は自宅で出た石を分析に出したら手元に戻らなかったので、今回は予め医師にサンプルをお願いしておいた。
術後のカテーテルがめちゃくちゃ苦しくて大変だったが、サンプルをもらえて少し気が楽になった。・・・・・なんてことはなく、そんな甘くない。
時間差で似たような手術をした隣の人も、同じカテーテル処置なので二人で苦しんでた。
寝返りもできないから大変よ。
隣の人は痛くて眠れないからと睡眠薬をもらってたけど、既に術後からやたら寝てたよ。
体温、血圧などの定期健診と睡眠薬を処方した時以外はずっと寝てた。
この方、睡眠薬いらなかったんじゃね?
自分も睡眠薬処方してもらったけど、腰の痛みでまったく効かなかった。
夜中に座薬ももらったし。
ひょっとしたらと、朝の5:00にスマホを腰の下に入れたら体が安定して痛みが激減。
6:00に起こされるまで一時間だけ爆睡した。
翌日の9時過ぎくらいにカテーテル抜いてもらってやっとスッキリ。
スッキリといってもカテーテルを抜くときは最悪だった。前日から看護師は「スルーっと抜けますよ」と言ってたから優しく抜くと思って安心してたけど、いざ抜くときになったらカテーテルを掴んでいきなり「えいっ!」(本当にこう言った)と一気に引き抜いた。
やられた方はたまんない。ビックリと痛さで三途の川が遠くにぼんやり見えたよ。
全然違うじゃん。
まっ、一気に引き抜いた方が痛くないという実績があるのかもしれない。
退院して真っ先にやりたかったのが、魔石の撮影。
3回も破砕手術して割れなかったので、どんなやつなのか気になってた。
この石、体内最後の石でラスボスだし。
分析用に病院でも持って行ったけど、ほぼ原形くらいは残してくれたようで感謝。
最初は9mmと言われてたけど、最後のレントゲンでは6ミリ。
写す位置で違うだけで、割れて小さくなったわけではないと思う。
この石も推定6mmくらいか。
表面はほぼ白い。
レーザーで砕いているけど、内部は繊維状になってる。
結晶が成長したような構造。
多分、シュウ酸カルシウムだと思うけど、昔出てきた石と少し違う。
この石は2016年に出たもの。
これも生むのに苦労した。
内部は繊維状にはなってない。
これは分析でシュウ酸カルシウムと言われている。
今回のやつは、長い年月をかけてゆっくりと育ったんだろう。
だから硬かったのなもしれない。
なんとなく、塩酸に漬けてみたらどうだろうと思ったのでやってみた。
結果
なんも変わらなかったw
金色に塗装してしまおうと思ったけど、もったいないからそのまま保管。
さて、産地名はどこにしようか
市立病院なのか、自分の名前にしたほうがいいのか。