卆寿の祝い

26日　いつも詩をよせていただく知人の卆寿と短歌集発行を記念し　
家族の方が会をひらかれた
家族　親戚　詩歌のなかま　身近な知人　20名ほどが集まって祝った

　　歌集は再度装丁も改め　本格的なものにしあげるとのこと

冒頭の「原子野」の一部を紹介する　
作者が初めて明かす　長崎原爆投下直後　身内を捜しに被爆地にはいる
第二次被爆の虞があっただろうに　当時は知る由もない
今は　福島原発事故で　周辺に家族の捜索さえままならない

浦上のホームらしきに踏み出だす　靴の底より熱気伝わる
殺戮の猛火吹き荒れ片面に　ヤケドを負いし馬がさまよう
動物の焼ける異腐臭かき分けて　義兄を姉をと捜す無防備に
性別も分かぬ遺体に合掌の　われの仕草は白々しきか
雁爪に防空壕を掘り当てぬ　布団をかつぎ蒸し焼きの姪等
頭骸骨つるりと傷なし幸うすき　瓜実顔の中三の姪

 

 

卒園式

近くの永林寺保育園の卒園式
21名が小学校にあがっていく
園長へのプレゼントは似顔絵
元気のもとだと園長

このひも冒頭　大震災への被災者に黙とうを幼児と一緒に捧げる
保護者のあいさつは　被災者の苦しみ　悲しみに
心を一つにしたもので　会場では目頭をおさえる人も

帰国

日本滞在の外国人が　原発事故とその対応に危惧を感じ脱出していることに
ある国際機関が過剰反応との　「声明」らしいものを発した
しかし　福島原発事故に対する　これまでの東電　保安院　政府の対応　発表に多くの人が不信感を抱いている
事態は悪化しているのに　それを認めないか軽微を強調する
原発への安全神話は完全にくずれ　ドイツをはじめ諸外国で原発建設の凍結　見直しの動きがあるなか
九電は　鹿児島での原発建設を予定通りすすめると表明
スリーマイル島原発事故と同じレベルに達し　
それをこえる危機が　想定される中　この国はこれまでの原発推進を見直す考えはなさそうだ

１７日　小学校の卒業式が挙行され　冒頭　被災者への黙とうをささげた

１７日　千葉から帰省していた長女夫婦と孫は　ドイツに戻っていった　
再会は遠くなるかもしれない

黙とう

予算特別委員会冒頭　東北太平洋沖地震被災者に対する
黙とうをささげる
暫時休憩して　議員室にて　町の対応を聞く

★被災地への義援金の受付を　
役場　老人福祉センター　ネイブルの３ヶ所でおこなうとの報告

★議会でも１万円相当の金額を拠出することを議論し
周辺の議会の対応に合わせるとした

★消防庁からのエムシーエイ無線を通した津波警報と避難放送について
どこからの情報か判りにくいので
町からのフォローが必要だと意見をのべる
また被災地への職員派遣の必要性を訴える

　　
　　　　　今の時期にいつも咲くエヒメアヤメ（平山）

余震

今日も地震報道が　どの局から発信されている
長女夫婦と孫が　羽田一番で　疎開してきた
危機に対する機敏な対応だと想うが　国外脱出も考えたらしい
会社から　6時間ほどかけて帰宅し　足を痛めたとのこと
長男も車の渋滞に巻き込まれ　戻ったのは夜明けの４じごろ
津波の被害は想像を絶するもので　犠牲者は　万に達する様相
福島原発は　多発する地震地帯にあり　以前から心配されていたが
現実になった
事故の情報を小出しにし　専門家さえ実態が分からないと言うほど
不信感をもたらした
原発の安全神話は　完全にくずれた　脱原発に早く踏み出すべきだ！

　　弟が入院している　施設の高齢者がつくった雛飾り

地震 津波

夜9時40分ごろ　風呂に入っていると　いきなりサイレンがうなり
津波警報がだされた　「海岸近くの人は避難して下さい！」とのアナウンスにびっくり
そのあとの放送はまったくない
防災無線なので　町の広報では無いにしても　あまりにも情報不足
テレビでの津波予報では　有明海太良海岸に夜7時50分だったが　
8時過ぎても　同じ予報では信頼性がない

今日2時過ぎの東北　太平洋地震は震度８をこえ　観測史上最大との報道
津波の押し寄せる状況が　リアルタイムで放映され
そのエネルギーのすざましさを目にした
すべてのテレビ局が番組を変更して
報道をくりかえしている
死者も60人を超え　数百人に及ぶと予想される
千葉や川崎に居る子ども達　弟の安否を確認したが
職場から自宅に戻れない者もいた
長男は歩いて帰宅する新妻を迎えに行ったものの
渋滞でこの時間まだ車の中
長女の夫は　職場に泊れというのに　品川から歩いて帰っている
犠牲者も時間追うごとに増えている
眠れない夜になりそうだ

最後の議会

任期最後の議会がはじまった
明日10日は一般質問　最後だと云うのに　3人だけ！
私はトップバッター
いつものことだが　項目は決まっても　論戦の展開ができない
内容は
①　町民アンケートに寄せられた声の紹介
②　各地に広がる住宅リフォーム助成制度の要求

新しいリーフも完成し　配布中だ！

表紙は娘にレイアウトしてもらい　孫にも出番をつくった　自信作　

寒暖

この数日寒くなって風邪ひきそうになった
なんとかこらえて　いる
今日は雨で少し暖かくなる　
三寒四温で春に向かう自然のうごきは確実
クリークのあちこちに　野鳥が盛んに　飛び交う
カモ　ごんずい　せきれい　じょうびたき　しぎの仲間　くいな
ひばりも高くそらに舞う

トラックで走っていると妙な姿で　草むらに　伏せている
あとで図鑑でみると　おそらく「たしぎ」ではないだろうか

よく確かめようと車から降りたが　たちまち飛んでいった

クリークにむれる「かも」