スペック的には、i3 M380、メモリ4GB、HDD640GB、64bitOSという構成です。CPUが少し厳しい感じがします。
とりあえず、お伺いして現状を確認しました。
再起動をかけると・・・使えるようになるのに10分くらいかかります。
タスクマネージャで確認すると、やはりディスクの使用率がずっと100%のままです。ディスクの状態を調べてみると、「正常」状態でしたが、使用時間が12,000時間を超えていました。
少し前のパソコンで、Windows10にアップグレードして動作が遅いという場合、ハードディスク(HDD)の処理が追い付かなくて、全体的に動作が遅くなっていることがほとんどです。ディスク自体は「正常」でも、起動後ずっと使用率が100%のままの状態になっています。
遅いなりにも動作するので、このまま使い続けることも可能ですが、HDDの使用時間が1万時間を超えており、そろそろ寿命になるので、ちょうど交換の良いタイミングということで、半導体ディスク(SSD)に換装することになりました。
HDDだと640GBや750GBといった容量のものがあり、多く使われているのですが・・・SSDには、あまり容量の種類がなく、500GB、1TBというようになってしまいます。探せば640GBや750GBのSSDがあるのかもしれませんが・・・
今回は、500GBのSSDを使用することになりました。
元のディスクよりも小さい容量のSSDへ換装するので、少し手間がかかります。

SSDに付け替えて、正常にWindowsが起動し、動作することを確認しました。
動作は、速くなりました。今度はタスクマネージャーで確認すると、起動後暫く(といっても30秒くらい)CPUが90~100%の使用率になっています。
ディスクはSSDに換装したので、すぐに数十%になります。CPUが非力なので、起動後すぐの操作は、少しもたつく感じがありますが、お客様にご確認いただくと、速くなって驚いていらっしゃいました。
