パソコンは、Pavillion dm3で小型のノートでWindows7→Windows10アップグレードしたものでした。
とりあえず電源を入れてみると・・・「問題が発生したため、PCを再起動する必要があります・・・云々」と表示されて再起動が始まり、「自動修復」が実行されるのですが・・・「修復できませんでした」と表示され、この繰り返しです。停止レコードとして「BAD SYSTEM CONFIG INFO」と表示されていました。
HDDの故障や、レジストリの損傷など想定され、作業にあたり事前にバックアップを取る必要がありますので、一旦パソコンをお預かりしました。
まず、HDDの状態を調べると・・・「正常」状態でした。
クローンディスクを作成しようとしたら・・・開始早々、Badセクターが8個検出されました。
結局クローン作成で、この8個のBadセクターだけでした。これだけ少ないセクターエラーなら、簡単に修復できるかな・・・と思いました。
クローンディスクにCHKDSKをかけてみました。・・・すると8個どころではなくて、数百のエラーが表示されました。ちょっとビックリです。
どうも物理的には8個のセクターエラーだったのですが、論理的にはかなりのファイルが壊れているみたいでした。
CHKDSKが完了したクローンディスクを取り付けてみました。
しかし・・・自動修復が始まり、「修復できませんでした」になってしまいます。
Windows10の起動ディスクからも、スタートアップ修復をかけてみましたが・・・やはりダメです。
では「システムの復元」で復元してみることにしました。
一番最近の復元ポイントを選んで復元・・・暫くして復元が完了して、再起動してきました。
しかし・・・状況は変わらず。
最新ではなくて、一つ古い復元ポイントを選んで復元してみました。
今度はWindowsが正常に立ち上がってきました。復元操作を行うと、データは最新の状態のままなのですが、復元日時以降にインストールしたアプリは、なくなってしまうので注意が必要です。お客様に確認したところ、最近入れたアプリはないとのことで、大丈夫そうです。
セキュリティソフトのアップデート、WindowsUpdateなどを行い問題なさそうでしたので、この状態で新しいディスクにクローンを作成して交換し、再確認してお引き渡ししました。
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