パソコンはHPの15s-eq1でスペック的には・・・CPU AMD 3020e メモリー4GB ディスク128GBSSDといった構成でした。
タスクマネージャで確認すると・・・少しCPUがもたつく感がありますが、ディスクはSSDです。128GBでもまだ十分空き容量はありました。
やはりメモリー4GBがきついようで、起動しただけでメモリー使用率が80%を越えていました。
なのでお客様には、メモリーを4GB→8GBへ増設することで了解いただきパソコンをお預かりしました。
15s-eq1にはいろいろなラインアップがあり、8GBのモデルもあるので交換は可能のはずです。
メモリー交換は、カバーを外して行います。
確認してみると・・・4GBのメモリーは1枚ささっており、その隣にもう一枚メモリーがささるようなスペースやパターンがあるのですが、メモリースロット自体が取り付けられていませんでした。モデルによっては、もう1つのスロットが付いているのもあるのかもしれません。
1つスロットしかなければ4GBのメモリーを8GBのメモリーに交換することになります。
念のため付いていた4GBのメモリーを取り外して確認してみると・・・メーカーの仕様書に載っていたメモリーよりも速い周波数のメモリーが付いていました。
メモリー交換を行う場合、メーカーのスペック記載と異なる(といっても周波数)仕様のメモリーが付いていることがあります。なので、メモリー交換する際は、必ず実際に搭載されているメモリーのスペックを確認してから手配するようにしています。
(特にメモリー2個でデュアルチャンネル動作させる場合は、メモリーの周波数などを揃えておく必要があります)
8GBのメモリーが入荷後に交換しました。今度は起動時でメモリー使用率が50%以下になっています。これでいろいろなアプリを起動させると当然メモリーの使用率は増えますが、8GBなら通常使用では大丈夫です。
動作確認も問題ありませんでしたので、お客様にご返却しました。
あとは、SSDの容量が128GBと少なめなので、今後使用して行ってディスクの空き容量が不足していくようになったら、250GBや500GBなどのより大容量のSSDにも換装可能であることをお伝えしました。
少し前のSSDの機種では、価格を下げるために120GBのSSDが使われているものが結構ありました。当初は問題なくても、アプリが増えたり、写真や動画などのデーターが増えてくると、どうしても容量不足になる傾向があります。その場合は、データを外部のメディアに移してパソコン本体から削除して空きを増やす、ディスク自体をより大きな容量のSSDに換装するなどの対処になります。
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