パソコンはDynabook T45/CG 仕様はCeleron 3865U メモリ-4GB HDD(1TB)という構成です。
とりあえず起動してみると・・・Dynabookロゴのあとずっと真っ黒な画面が続きます。
5分くらい待ってやっとログイン画面が表示されました。ログインを行っても動作がゆっくりです。
起動したのでタスクマネージャーで使用率を確認してみると・・・やはりディスクが100%のままです。
CPUも非力な部類なので、なかなか使用率が下がりません。メモリーは4GBですので起動だけで80%を越えています。
ディスクの状態を確認しましたが、正常でしたので・・・HDDのスペック不足、メモリー容量不足が原因と思われます。
またWindows10のバージョンが2004のままでした。2004版はすでにMicrosoftのサポートは終了しています。
お客様に確認すると・・・いつもパソコンの終了時に「更新中です。電源を切らないでください云々」のメッセージが表示されすぐに電源が落ちないとおっしゃていました。
ログを見ると・・・更新が失敗していました。Windowsの状態も少しヘンなのかもしれません。
お客様には
・Windows2004版→21H2版(または22H2版)へのアップデート
・メモリーを4GB→8GBに増設する
・ディスクを1TBHDD→500GBSSDへ換装する
の3工程と概略費用をお伝えし、どれも実施することになりました。パソコンをお預かりしました。
今回は以下の手順で行いました。
1TBのHDDを取り外して、同じ1TBのHDDへクローンを作成する。
作成したクローンディスクを、500GBのディスクに収まるようにパーティション操作を行う。
500GBに収まるようにしてクローンディスクからSSD(500GB)へクローンを作成する。
SSD(500GB)を取り付ける。その間にメモリー4GBを増設しておく。
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電源を入れて、問題なくWindowsが起動することを確認する。
SSDの未使用領域をなくすようにパーティション操作を行う。
ここまでで、メモリー8GB、SSD500GBの仕様になりました。Celeron CPUなので起動時は若干もたつく感はありますが、明らかに速くなりました。
次に21H2のインストールメディア(USBメモリ)を使用して2004→21H2へのアップデートを行いました。22H2でもよいのですが、まだ不具合の報告があり不安なので、今回は21H2にしました。
こちらもSSD換装したので、短時間でアップデートが完了しました。
一般動作も問題なかったので、ご返却に伺いました。
実際にご確認いただき、速い動作に驚いていらっしゃいました。まだまだ使用できるパソコンになりました。
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