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バックアップディスクが読めなくなった

時々お伺いするお客様から・・・バックアップのエラーが表示されて消えない、消してもすぐにまたエラー表示されてしまう・・・と連絡があり、確認のためお伺いしました。

元々、お客様のほうで、バックアップソフト「Bunbackup」を使用して、定時(お昼12時)にUSB接続のディスクにバックアップを実行するようになっていました。
複数のパソコンからアクセスしたり、ディスクの冗長化を図るのであれば、複数ディスク搭載のNAS(ネットワーク共有ディスク)を使用することをお勧めするのですが、使用するパソコンは1台だけで、個人使用でバックアップしたいのは、写真やビデオ位という事でしたので、パソコンにバックアップ用のUSB接続ディスクを接続して、毎日定時に「Bunbackup」でバックアップを取る方式で十分だと思います。パソコン本体と、バックアップディスクの2か所に保存されますので、データの消失の可能性は低くなります。

状況を確認すると・・・定時のバックアップ時刻になり、バックアップ動作を開始しようとしましたが、バックアップディスク自体を認識できないようでした。
エクスプローラーで確認しても、バックアップディスクは表示されていませんし、「ディスクの管理」でも表示されていません。
どらとものノートパソコンにもつないでみましたが・・・やはり認識しません。

いわゆる、SATAのHDD(SSD)をUSB接続に変換する外付けケースを使用していました。


HDDなので音を確認してみると・・・モーターの回転音はしますが、スピンアップしていないみたいです。
HDD(1TB)自体の故障かもしれないので、外付けケースから取り外しました。


HDDのSATAコネクタにUSB変換ケーブルをつないで確認してみると・・・全く問題なくディスクを認識し、ファイル・フォルダーにアクセスできました。
ディスクをチェックしましたが「正常」で使用時間は5,000時間程度でした。
そうすると、HDD本体は正常ですが、HDDをUSB接続に変換する外付けケース(変換基盤)の故障と判断しました。
HDDは問題ありませんので・・・新しい外付けケースを用意して、今のHDDを載せて使用するか、ケース、HDDも含めたUSB接続の外付けディスクを用意して、現状のHDDのデータを移行するかのどちらかになります。
お客様とご相談し、新しい外付けケースを用意して、今のHDDを載せる事になりました。




外付けケースが入荷しましたので、HDDを載せ替えてUSB接続で問題なく認識でき、バックアップできることを確認しました。

USB接続の外付けディスクは、一般的にはディスクがケースに入った状態で売られていますが、2.5インチのディスクが余っている場合は、USB接続に変換するケースを買ってディスクを取り付ければ、USB接続の外付けディスクとして使用できます。

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