パソコンは、いわゆるスリムデスクトップパソコンです。
元々Windows7機をWindows10へアップグレードして使用してるそうですが、最近特に起動や起動後の動作が遅くなったということでした。
スペック的には
Windows10 64bit、Corei5-4460 メモリー4GB、HDD500GBという構成です。
電源を入れてみると･･･確かにWindowsが起動してデスクトップ画面が表示されるまでに時間がかかります。
なんとかデスクトップ画面が表示されたので、タスクマネージャーで確認してみると･･･
ディスクの使用率が100%で貼りついたままです。メモリーの使用率も80%近くまで上がっています。
15分くらい経ってやっとディスクの使用率が落ち着いてきました。
HDDの状態を確認すると「正常」でした。いろいろアプリを操作してみましたが、やはり動作が遅いです。
お客様には、HDD→SSDへの換装と、メモリー4GB→8GBへの増設をご提案しました。
最近のバージョンのWindows10では、ディスクはSSD（半導体ディスク）、メモリーは8GBないと、快適に動作することができません。
もちろん、元がWindows7のパソコンなので、CPUなどの制限でWindows11にはアップグレードできないので、今回Windows10でSSD、メモリー増設してもサポートが終了する2025年10月までには、パソコンの買い替えも検討する必要がありますが、概略お見積もりを提示し、SSD(500GB)への換装、メモリー8GBへ増設することになりました。
元が3.5インチのHDDでしたので、2.5→3.5インチ変換マウンターにSSDを取り付けて、クローンを作成しました。
メモリは、2スロットあり、1スロットに4GBのメモリーがささっていましたので、同仕様の4GBメモリーを用意して2スロット目に取り付けました。
上記作業後に動作の確認を行いました。やはりSSD換装、メモリー容量を8GBにすると体感でもかなり速くなったように感じます。
動作も問題ないようでしたので、パソコンのご返却に伺いました。
動作を確認していただきましたが、Windowsの起動やいろいろなアプリの動作が速くなって驚いていらっしゃいました。
パソコンが壊れているわけではなく、スペック不足で動作が遅くなっているので、暫く待っていれば操作できるのですが･･･お仕事で使っていると、待っている時間が勿体ないので、このようなパソコンの高速化を図る事で、仕事の効率も上がると思います。
