デスクトップパソコンでPC-VL47/Eです。
電源が完全に切れるとのことでしたので、ハード的な故障の可能性が高いです。
内部を確認しようと、背面を見てみると・・・
うぇ~、結構ホコリが付いています。これだと内部も結構ホコリが溜まっていて、放熱がうまくいかずに、高温になり電源が落ちてしまうのかもしれません。
マザーボードを確認してみると・・・電源回路の電解コンデンサーが頭部膨張しているのがありました。電源ユニット内も怪しいので、一旦お預かりしました。

マザーの頭部膨張している電解コンデンサーは取り外してみると・・・なんと下部が破裂していて液漏れしていました。

周辺の平滑用電解コンデンサーも交換しました。
次に電源ユニット内部の確認です。電源ユニットはTIGER POWER PU786Bです。
確認してみると、2次側で6個、1次側で1個の電解コンデンサーが液漏れ・頭部膨張していました。
いろいろなメーカーのコンデンサーが使われています。
今後故障する可能性もある電解コンデンサー含めて10個のコンデンサーを交換しました。
負荷テストを行いましたが、電源が落ちることもなくなりました。
今回は、マザーボード・電源ユニットの両方に電解コンデンサーの故障が発生していましたが、まめに掃除をしてホコリがたまらないようにして、パソコン内部の放熱がうまくできるようにしてあげるとパソコンの寿命も長くなります。
