馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

2018年1月27日ついに古民家を買いました。

岡山市中心部から車で走ること約30分。
旭川の土手を走り、龍ノ口、牟佐を過ぎると岡山市と赤磐市の境界掲示板がある。そのあたりが馬屋。


この家は築後年数、不明


白壁塀に重厚な門。


玄関も凝っている。


襖を開けると掛け軸が見える仕組み。


前庭は仏教意思(須弥山)を意匠している。


大きい石を配した日本庭園。


中庭は小さめの石の蓬莱庭園。


畳の和室9室。


縁側の廊下。梁は太い。ガラスはそれほど古くないが波打っている。


茶室あり。


台所と居間。


洋館1室。


昭和初期に増築されたらしい。

土蔵1棟(未蔵出)。
窓はすべて木枠にガラス。
障子や襖は傷んでいるが構造はがっしりしている。


床3(表書院、裏書院、茶室)

屋根の梁も立派。
柱はヒノキの節なし柾目。
これまでいくつもの古民家を見てきたけど、これほどの木材を使っているものはなかった。
また細部の細工も「茶のこころ」を意識してデザインされている。


よほどの数寄者が建てたのだろう。
とにかく収納スペースがたくさんあって、本やレコードや自転車を遠慮なく置ける。
大きな音量でオーディオを鳴らせる。
邪魔者にされていた古伊万里や備前の古い食器がいきる。
近郊外であるわりに自然が多い。
(両宮山古墳や備前国分寺跡がある)。
一目見て、購入を決めた。

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